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「宇宙につながる私たちの生命。 遠い昔から、何度も何度も私たちは生まれ変わってきた。少女は、いま、失われた記憶を求め、ほんとうの自分に出会うために、 レベル21の扉をひらく―。」
本の表紙を開き、見返しにあったこの文章に惹き込まれました。
この本を初めて読んだのは小学生のときでした。読み終わって現実に戻った後も不思議な感じは続いているようでした。あの頃に感じた『キラキラ』は、今も私の心に残っていて、幸せな気持ちにさせてくれます。
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小学生の時に図書室で見つけて すごく好きだった。
大学生の時についにネットでゲット!
神秘的な雰囲気に惹かれる。
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表紙が好きだったのに、No imageですか・・・
私はよく文庫をジャケ買いしますが、小学生の時からそうだったんですね。いまわかりました。
占い師のアンジュさんと小学生の女の子の話。
主人公の心のリハビリみたいな話だったはず。赤ちゃんと銀のスプーンのエピソードが印象的です。
ただ、今読んで面白いかは別問題だ(笑)
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特に思い入れのある一冊。でも、手元にはない一冊。
小学生のころに、課題図書で、友達から借りて読んだのだけど、すっごくおもしろくて、じわじわと暖かい気持ちになれた本。
アンジュさんのお店が、どこかにないかって自転車で遠出して探してみたりなど、したもんです。
久々に読みたくなってきたー。
探してみようかな><
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小学生の頃、読んだ本。
アンジュさんのお店に行きたくて、小さな町を一巡りしたり、銀色のスプーンを探した思い出。
素敵な作品だと思います。
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小学5、6年のころに読んだ
今、手元にないので少しあやふやだけど
「あなたは、あなただけのかけがえのない存在よ」
といった感じのアンジュさんの言葉がすごく心に残ってる
あたしの銀色のスプーンはどこにあるだろう
くわえた瞬間、懐かしくて嬉しくて哀しくて、きっと私は泣いてしまうんだろう
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どんなんだっけこれ‥
読んだの前すぎて
忘れたかな‥
スプーン咥えるヤツだっけ?
読み直ししよ
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なつかしい本を図書館で見つけた。
これを初めて読んだ小学4年生の頃は、サイコメトリーもデジャヴもよく知らない不思議な言葉だった。初めて出会う神秘的な言葉に、どきどきした。(というか、世界史を履修漏れしたまま勉強をおろそかにした私はブラッディ・マリーとかヘンリー八世とかいう人名も、未だによく知らないわけだが)
この本を紹介してくれた同級生の女の子と、ポプリを作ってみよう! と言ってキンモクセイの花を拾い、ちゃんと干さずにビンに詰めてカビを生やしたことを思い出した。美人でピアノも上手だったあの子はまさにヨッコのようだった。中学で転校してしまって、高校生のとき吹奏楽コンクールでちらっと再会したけど、やっぱり美人だった。いまどうしているかな。
あんまりちゃんと読んでなかったのか、意外と主人公の家庭事情が暗いことに気付いて驚き。生後わずか2ヶ月でうつぶせ寝で死んだ兄。両親の仲は冷め切り、母はキッチンドランカーで、そこはかとなく他の男の影を漂わせている。
大人が読むには幼稚すぎるとは思うけど、アンジュさんのミステリアスなキャラクターはやっぱり、素敵だ。
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不思議なアンティークショップ「レベル21」が舞台のお話。心がしんどい時、こんなお店にふらっと立ち寄れたらいいな。
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小学生のときに読んで、不思議で少し不気味な雰囲気に夢中になった。
この度ネット書店で購入して再読。
主人公の瑠璃子が銀色のスプーンをくわえるところが印象的でよく覚えている。
読んでるこちらの口の中にも甘くて酸っぱい優しい液体が広がるようだった。
再読した今もやっぱり瑠璃子と一緒に、アンジュさんとレベル21のお店の雰囲気に呑まれながら夢中になって読んだ。
作品違うけどアニメ「おじゃ魔女どれみ」主人公の小学生のどれみが未来さんっていう不思議な女の人と出会ってそのひとの工房にひとりで通う話があった。わたしはその話が大好きだったんだけどこの作品に通じるものがあるな。
(2016.6.27)
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ちょうど主人公と同じ六年生のころに、この本を手に取った。
そのときの感覚を、いまの言葉で表すのは難しい。
内容も七割くらい理解したと言えるかどうか。
でもずっとこの本のことを覚えていた。
大人になってから、私と同じ時期にこの本を読んでいた友人が、古本屋でみつけた、と私に送ってくれた。
正直、同じ時期にこの本を読んでいたっけ、その話を私はしていたっけ、と思った。
そのときに再読し、改めてこの本のすごさが分かった。
やはり子供のころに読んだ本はよく覚えている。
そのことにもビックリした。
今年、久しぶりにまた読んだ。
お兄さんの天使のこと、お母さんがぶどうを持ってアンジュさんに会いに来たこと、アンジュさんの言い回し、どれもささいなことだけど、胸に残る。
この本の終わり方は、あらゆる本の終わり方でもベスト5に入るくらい好き。余韻で涙が出そう。
今の子供達にもこの本を知って欲しいと思う。
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再び図書館で本を借りて読むなら、小学四年生だった私を読書好きにしてくれた本をもう一度読みたいと思い、探しました。大きな市立図書館には無く、小さな分館にて見つける事ができました。静かな分館は、この本に似合っているなと思いながら借りました。
学校帰りに見つけた不思議なお店〈レベル21〉。ちりん、ちりん……。ひんやりとした店の中。ポプリのいいにおい。小箱やアクセサリー、ミニチュアのお茶セット、さまざまな陶器や木彫りの人形が、ところ狭しと並んでいる。シルクハットを被った全身赤い服を纏った金色の巻毛のハンサム人形のネジを巻くとーー部屋の奥の黒いカーテンがさっとあいて、髪の長い、色の白い、きれいな女の人が現れてーー。
店を出ようとすると、何かがキラキラッと、まぶしく光った。小さな銀のスプーンだった。女の人は言う。「ちょっと、くわえてみて。」戸惑いながらもくわえると、なんともいえない安心感、幸せな気持が胸の底からわき上がってきた。「やっぱり、あなたのだったみたいね。」
「あなたはあなたよ。この世でたった一人の、かけがえのない、すばらしい存在よ。」
アンジュさんの言葉を長らく忘れていました。
ハーブティーは親に買ってもらわなければ手に入らなかった子供の頃に感じていたワクワク感とは違う角度から読めた気がしました。