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投稿者:ハチミツ - この投稿者のレビュー一覧を見る
椎名誠のあやしい探検隊シリーズは、ストレスを発散したいときに読むには最高のエッセイであります。いつも純文学や実学書ばかり読んでしかめつらをしている貴方も、たまにはこういう本を読んで神経を弛緩させるのがよろしいかと思います。
そしてシリーズの中でも、単純に楽しめるオバカ話が満載なのが本書。アウトドア好きな方や釣り好きな方は必読です。特に「福島県警の赤色勝負」でトランシーバーを使って交わされる会話は、誰もが同じことをしたくなる面白さ。
ちょっとブルーな気分のときの特効薬として本棚へ常備しましょう。
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はじめて読んだ椎名誠。北へ向かう道中のパンツの1号・2号・3号の命名や、覆面トランシーバーの無差別的警告などは大好きなエピソード。馬鹿馬鹿しいけど、じんわり寂しさも漂う。
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仲間内のバカな遊びが最高に楽しい、椎名誠の著書の中でも抜群の作品。
何も考えなくて良いです。
楽しんで下さい!
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ここに集う方々にはいわずもがなな本なのかもしれないけど、やっぱり面白いものは面白い。(最初「たなぞう」に載せた文章なので)
「東日本なんでもケトばす会」(略称「東ケト会」別名「あやしい探検隊」)の面々がただただキャンプしているだけなのだが、一言で「キャンプ」と言ってしまっていいのかわからないほどいろんなことが起こる。
行動力は国内にとどまらず海外にもぐいぐい行ってしまうのだけれど、国内の小さな離島に行こうが海外に飛ぼうが、やってることはほぼ同じというところがヒジョーにミリョク的なのでありますな。
この本はシリーズとしては2冊目なので、ぜひ1冊目「わしらは怪しい探検隊」から読んで、続きもよんで、オリャー!とキャンプに行きたくなってみてほしい。
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【81/150】連続して椎名さんのバカバカ文を読み直す。これも10数年以上ぶりだね。こっちの方が肩を揺らして笑いをこらえた回数が多かったな。
でも、おかしいな、もっとゲラゲラ笑ったんだけどなー。「哀愁の町に霧がふるのだ」の方だったかな〜。
若いころ、このあたりの本をよく読んでたので、なんとなく私がするキャンプはこれに似ているのであった。つまりいきあたりばったり。オートキャンプや整った施設でのキャンプには、「ケッ!」という感じでしたな。
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あやしい探検隊シリーズ2。
相変わらず、仲間らとキャンプをするだけで探検らしいことはまるでしない。
隊長である椎名さんが南の国に魅せられて浮つき、弱腰になってしまった活動を嘆き、原点回帰をするべく一団は北へいく。
なんて素敵な生き方なのか?簡単にできそうでなかなかできない。しかもこれはまだ自分が生まれる前の出来事なのだ。
現在に至っても同じように自由に豪快に生きる椎名さんに脱帽。
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あやしい探検隊がリアルタイムではない僕のような人間も、どうにかは入れないかと憧れました。これは一作目よりは大分テンション下がりますが好きです。
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「椎名誠」の『あやしい探検隊北へ』を読みました。
「椎名誠」の“あやしい探検隊”シリーズの第二弾作品です。
『あやしい探検隊焚火発見伝』に続き“あやしい探検隊”シリーズです。
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本書は、1980年前後、「椎名誠」隊長の厳しい隊規にのとって、離れ島に通い、釜たき、水くみ、たき火、宴会に命をかけていた頃の貴重な記録である。
「椎名」さんとその仲間たちの魅力のすべてが収められている“あやしい探検隊”シリーズ、待望の文庫版第二弾。
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作品タイトルから、北日本での活動ばかりなのかと思っていたのですが、、、
新潟の粟島以降、千葉の館山、再び粟島と続き、その後、物語(旅行記?)の舞台は思いっきり南の八丈島、フィリピンのエルニド諸島、パラオ島と続き、こりゃタイトルと違うじゃん… と思いながら読んでいたのですが、最後に福島の塩屋埼という北の地味な場所で幕を閉じ、タイトル通りの内容でエンディングを迎えました。
やっぱり“あやしい探検隊”の活動は、南国のトロピカルなリゾート地よりも、国内の地味な場所の方が似合いますよね。
焚火を熾して、食べて、飲んで、踊って、唄って、昼寝して… イイ大人が真剣に遊ぶ姿に、なんだか憧れちゃうんですよねぇ。
一緒に馬鹿なことができる仲間がいるのって羨ましいですね。
それにしても、、、
本書の中で紹介されている「椎名誠」の姿… 30歳代後半なんでしょうが、若いですよねぇ。