投稿元:
レビューを見る
(2003.05.14読了)(2003.01.18購入)
(「BOOK」データベースより)amazon
恐ろしい闇の力を秘める黄金の指輪をめぐり、小さいホビット族や魔法使い、妖精族たちの、果てしない冒険と遍歴が始まる。数々の出会いと別れ、愛と裏切り、哀切な死。全てを呑み込み、空前の指輪大戦争へ―。旧版の訳をさらに推敲、より充実して読みやすく美しい、待望の「新版」。
☆関連図書(既読)
「新版 指輪物語(1)旅の仲間」J.R.Rトールキン著・瀬田貞二訳、評論社文庫、1992.07.30
「新版 指輪物語(2)旅の仲間」J.R.Rトールキン著・瀬田貞二訳、評論社文庫、1992.07.30
「新版 指輪物語(3)旅の仲間」J.R.Rトールキン著・瀬田貞二訳、評論社文庫、1992.07.30
「新版 指輪物語(4)旅の仲間」J.R.Rトールキン著・瀬田貞二訳、評論社文庫、1992.07.30
「新版 指輪物語(5)二つの塔」J.R.Rトールキン著・瀬田貞二訳、評論社文庫、1992.07.30
「新版 指輪物語(6)二つの塔」J.R.Rトールキン著・瀬田貞二訳、評論社文庫、1992.07.30
投稿元:
レビューを見る
前巻から間が開いてしまった。
映画を先に見ていたのですが、この辺りもまた映画とは印象が違うなあ。
個人的には小説のほうが好ましい展開です。
映画の方ではなぜあれがああなっていたのだろう、割と蛇足展開のような…。
サムワイズ殿かっこいいなー。こうでなくては。
投稿元:
レビューを見る
お久しぶりです、な気分、なフロドサイドストーリー
フロドたちもめっちゃ疲れてるみたいだが、
読む方も結構疲れた。
なんか沼やら、暗い階段やら、ひたすら、暗い。
そして、ひたすら歩く。食べ物だってろくにないし、
安全性など皆無の中、信用できるのかできないのか分からない道案内に続いて、ゆっくりと休息をとることもできず、
暗く緑も水もない荒廃した道をひたすら進む。
なんとおぞましい旅だ、としみじみ。
アラゴルンサイドだとギムリとレゴラスの友情掛け合いがある分楽しさがあるんだが、こっちは、フロドとサムとゴクリのちょっと綱渡り気味な会話しかないしなー。
その上フロドの首に下がっているものは、精神的にも肉体的にも見えない力でかなりの疲労をフロドにもたらしてるらしく、なんだか、フロド修行僧な趣。
エルフがかってきている、という描写がちょいちょいでてきてたと思うんだけど、ガンダルフが灰色から白へと変化(?)するのと同じような変化(?)がフロドにもおきてるようだ、と感じた。このへんは映画より本で読んだ方が強く感じるような気がする。
唯一の救いはやはりサムか。
この主人への忠誠っぷり、本当にあっぱれ。
ちょっとだけまともな食べ物が食べられて休息もとれたのはファラミアとの出会いによる。
ファラミアさん、うーん名前は覚えがあるんだが、
映画だとどーゆー役回りだったか・・・。
ちょっと不安もありつつも読んでいたんだが、
フロドを寝台に連れて行ったシーンになんかうるっときた。いいひとや~~。
が、その後は蜘蛛登場~でハラハラ。
いやですねー、ほんっとビッグサイズのあの生き物の怖ろしさといったらない。
なんとか撃退したものの、仮死状態のフロドを死んだと思い、その遺志を継ごうと指輪を手にしたサムだったが、オークの会話により、主人がまだ生きていることを知る。
だが、その主人はオークたちに連れ去られ、さてどうする、とゆーところで次巻へ。
いよいよ物語も終盤だー。
投稿元:
レビューを見る
ドキドキの展開なんだろうけど、頭に入ってこない。
うまく映像が結ばない感じ。
でもい映像化したら迫力ありそう。
映画を見るのも楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
主人公たち登場。
サムの気苦労の多さよ。。。
フロドは割と一歩引いている感じ。ちょっと底が読めない。
こんなキャラだっけな??
文章の多さと内容の進み具合が比例していなくて
ちょっと疲れる。。。
文庫本10巻なのに
やっと後半のこり3巻かぁ。。。という感じ。
何がそんなに合わないのだろう。。。
不思議だ。。。
漫画だと面白いが絵がちょっと。。な時があるけれど
本でも、面白いが文体がちょっと。。な時があるのだろうか。。
投稿元:
レビューを見る
ちょっと中だるみしてサボってしまったが読了!
今回のフロドとサム、そしてスメアゴル3人の旅は映画と大分内容が違くて意外だった。
ファラミアはめちゃくちゃ良い人だし、フロドとサムも喧嘩しないし、最後の方のフロドはなんだかアホだしでこれまた色々突っ込み所があって楽しい。
映画はよく盛り上げつつ綺麗にまとめているなーと関心しきり。
いよいよ原作も佳境だ。
投稿元:
レビューを見る
『指輪物語』9分冊の第7巻。第2部「二つの塔」の完結。第2部の後半では、フロドとサムが主役となり、冥王・サウロンの支配する地・モルドールへ向かう旅が描かれる。
かつて『ホビットの冒険』において指輪を所持していた通称ゴクリことスメアゴルとの同道、ボロミアの弟・ファラミアとの出会い、恐ろしき毒蜘蛛・シェロブとの戦い、そしてフロドを喪ってしまったと思い込むサムの悲嘆と決意―――。
今巻の冒頭で、サムとフロドに視点が移ったときには、読みながら思わず微笑んでしまったし、フロドが倒れたとき、そしてそれが仮死に過ぎなかったと知ったときは、サムの心に寄り添おうとしている自分を感じた。
もしかすると本書もそうなのかもしれないけれど、特にファンタジーの場合、“この本は、できればまだ子どもの頃に読みたかった”という台詞を耳にすることがある。けれど、真に優れた物語はいつ何処で出会っても、喜びをもたらすし、もしそれが子どもの心を必要とするならば、苦もなく物事に感じ入る心を呼び覚ますものなのだ、と改めて思わされた。
投稿元:
レビューを見る
言わずと知れたテレビゲームにまで影響を与えたファンタジーの古典。久しぶりの再読となる。読み返してもやはり某登場人物の「おら〜ですだ」の奇妙な口調がとても気になる。確かに原文も独特の訛りで書かれているのだが、もう少しやり方があったはずである。他にも訳者による必要だったかよくわからない”遊び”が見られ、物語全体の雰囲気もおかしくしている感があるため、とても残念だ。
投稿元:
レビューを見る
ずっとほったらかしだった主人公と家来がメインの話です。いろいろな出会いと別れを繰り返しいよいよ佳境へと思いきや、最大のピンチに。ここで切れるか。
投稿元:
レビューを見る
再読。
サムまたもや大活躍。
それにしてもサムのセリフまわしはなんとかならんもんかね。
ささ、次巻へ。
投稿元:
レビューを見る
物語の中で一番つらく、暗いフロドとサムの旅路。その中で面白いのは、オークたちに個性があること。ゴルバクとシャグラトの会話が愉快。こういう会話を見ると、トールキンはオークにも人権(?)を認めていたのではないかと感じる。映画でのようにただの異形の悪魔のような存在ではなく、彼らにも彼らなりの考えをもって動く生き物であることがわかる。悪意の塊のような存在ではあるが、オークたちをめったやたらに殺しまくるのは間違っていると思ってしまう。異形のものを悪として考えるのは差別意識につながるのではないだろうか。
前巻に引き続き、中つ国の古い時代の、話が散りばめられており、シルマリルの後で再読すると感慨ひとしお。
投稿元:
レビューを見る
フロドとサムの旅路。
ゴクリにも情けをかけるフロド。結局、裏切られるわけだけれど、その高潔さがフロドの良さでもある。
最後、フロドは死んだのかと思ったけれど、そうではなさそうなので安心した。
サムは今回も大活躍で、小さなホビットの、ただの庭師であるサムが、こうして活躍するところが良い。
投稿元:
レビューを見る
今までの巻に比べると、話は重苦しく、レゴラスとギムリのように新しく結ばれる友情もない。ボロミアの弟、ファラミアとの出会いはあって、フロドはことばではこれをよろこびであったと言っている。だが物語として見ていて、私はこの人物にさほど魅力を感じられない(腹の探り合いというものは見ていて気持ちのいいものではないし)。
しかしなおこれを補って余りあるのが、乏しくともつながれていくフロドとサムの想いだろう。サムはほんとうに表情ゆたかで、フロドの思慮深さと並ぶとこれがいっそう際立ってくる。そうしてそれが、いやらしいスメアゴルとともにあっても、空気を湿り切ったものにしない力になっている。巻終わりぎわのサムのシーンは、こぶしを握りしめるようにはらはらして読んだ。これからの展開の進み方が楽しみ。(と書きつつ、ちょっとだけ間を置いて読もうと考えている)
投稿元:
レビューを見る
大変なことになってきた。
いよいよフロドとサムの苦難が始まってしまったよ。
他のお仲間と合流はできないのかしら…