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悪霊シリーズ7作目にして初の上下巻。そしてシリーズの最終巻。
今はもう閉鎖されている校舎にいつものメンバー、と、1作目を思い起こさせる舞台に、狡猾に仕掛けられた罠。
メンバーがバラバラになる中、初めて麻衣がひとり浄霊にのぞむ。
それはとても優しく暖かい浄霊で、簡単だよ、と言った「彼」や、それを自然体でやってのけた麻衣の心の暖かさそのままだった。
そしてシリーズを通しての謎・秘密が一気に解き明かされるさまに息を呑む。
ナルたちの本当の目的、ナルの黒い服の理由、そして麻衣の淡い恋の悲しく切ない結末に、涙が止まりませんでした。
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悪霊シリーズ7巻前編。能登からの帰り道に通りかかった湖で、ナルは様子が急変し、そこに滞在を始める。その湖で死体を捜索しているという。そんな中、村の重役から廃校となった校舎の調査を頼まれて…。
最終巻を目前に控えて、大詰めになってきました。今回の調査は人がすり替わっていくことに恐怖を覚えました。
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ゴースト・ハンター、七作目(前編)。『やっと、みつけた』能登からの帰り道。偶然見つけたダムは、どうやらナルがずっと探していた場所らしい。急遽、滞在することになったキャンプ場で調査依頼を頼まれる。しかし、やってきた廃校で仲間が次々消えてしまい、最後に麻衣だけが残された。シリーズ完結編の上巻にして、麻衣絶体絶命の大ピンチ!?ただただ後編を読みたい一心v
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前回からの帰り道、道に迷ったことで、偶然ナルが探していたという場所が見つかる。キャンプ場に滞在することになり、ダムの作業が終わるまでの時間、廃校になった小学校の調査の依頼を受けることに。しかし、その廃校に閉じ込められてしまい、次々と仲間が消えていく・・・。ついに、麻衣は一人になってしまう。
下巻がすごく気になります!!だんだんと人が減り、子どもたちに入れ替わる・・・。ハラハラドキドキな展開でどんどん先を読みたくなります。皆それぞれに謎があって、下巻で明かされるのかも気になるところです。
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リンが消え、綾子が消え、そして、ナルも消えた。朽ち果てた校舎の中で、麻衣はひとりぼっち−−−ちがう、麻衣の手を握る小さな手が、ひとつ、ふたつ……七つ!
「渋谷サイキック・リサーチ(心霊現象調査事務所)」の八人がやって来た廃校は、そこだけ時間が止まり、五年前のまま。生徒も五年前のままで、自分たちの生命がなくなったことも知らず、仲間をふやし続けている。メンバーを取り戻すため、闘う麻衣は、ひとり−−−ナルは、いない。
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こ、怖えええええ!
正直に子供の手がにょきッと出てきた時は焦った。
どうなるんだろう!ナルの秘密が楽しみ。
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シリーズ第7作。
前回の調査でけが人続出。その帰宅途中で、ナルは事務所を開いていた本当の目的、「探し場所」の湖をみつけた。
そして、皆には帰れ、という。
引き下がる訳にはいかない面々。共に残るが、そこで廃校をみてくれないかと依頼が舞い込む。
しかしその廃校で、ひとり、ふたりと仲間が消えて・・。
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あるものを見つけたナルくんは事務所を閉めると言い出して失業の危機に陥った麻衣は焦る。
そんなとき最後の(?)依頼がやってきたら皆が出会ったのと同じような廃校舎の調査だった。
これがなかなか手強くて、ひとり、またひとりと仲間たちが消えていき、とうとう麻衣だけになってしまう。
霊能集団の反撃はなるか?
それにしてもこの少女マンガ的なノリのこれがあの小野不由美さんの作なのだものねえ。
君子は豹変す、とかね。
(2006年10月27日読了)
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これはほんとに怖かった…。
一人ひとり消えて、子供たちになり変わっていくシーンはもの凄く周りからみて恐怖を感じるシーンだと思う。
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リンが消え、綾子が消え、そして、ナルも消えた。朽ち果てた校舎の中で、麻衣はひとりぼっち―。ちがう、麻衣の手を握る小さな手が、ひとつ、ふたつ…7つ。「渋谷サイキック・リサーチ」の8人がやって来た廃校は、そこだけ時間が止まり、5年前のまま。生徒も5年前のままで、自分たちの生命がなくなったことも知らず、仲間をふやし続けている。メンバーを取り戻すため、闘う麻衣は、ひとり―ナルは、いない。
(BOOKデータベースより)
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初っ端の感想は、あー、ケータイがない時代だったんだなぁ。でした。
相当不便だよねぇ。
ついにナルの秘密が明らかになる巻。
ついでに、廃校の心霊現象を探る。
だから、閉じ込められるのとかほんとに嫌なんだって…。
仲間が消えて、知らない子どもが増えたのに気付かないメンバーたち。
明らかにおかしいのに、それがなぜおかしいのかわからない彼らの不安感が、こちらまで伝染してくるようでした。
ひとりになってしまった麻衣は、解決できるのか!?
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廃校に閉じ込められ一人一人かけていく上に、
記憶がいじられて全然知らない子供にすりかわっている。
ぬおー、怖い!怖いよう!(涙目
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(1999.06.14読了)(1999.04.17購入)
(「BOOK」データベースより)amazon
リンが消え、綾子が消え、そして、ナルも消えた。朽ち果てた校舎の中で、麻衣はひとりぼっち―。ちがう、麻衣の手を握る小さな手が、ひとつ、ふたつ…7つ。「渋谷サイキック・リサーチ」の8人がやって来た廃校は、そこだけ時間が止まり、5年前のまま。生徒も5年前のままで、自分たちの生命がなくなったことも知らず、仲間をふやし続けている。メンバーを取り戻すため、闘う麻衣は、ひとり―ナルは、いない。
☆関連図書(既読)
「悪霊なんかこわくない」小野不由美著、講談社X文庫、1989.01.05
「悪霊がホントにいっぱい!」小野不由美著、講談社X文庫、1989.11.05
「悪霊になりたくない!」小野不由美著、講談社X文庫、1991.03.05
「悪霊とよばないで」小野不由美著、講談社X文庫、1991.10.05
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展開にスピード感がなく、ゆったりと流れていく麻衣たちの日常が『このシリーズも本当に最後なんだなぁ・・』と卒業式前の気分にさせてくれる内容。
メンバーそれぞれの生活が見えてきて、わびしい気分にさせてくれた。