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あなたはいまの自分と握手できるか みんなのレビュー
- アンソニー・ロビンズ (著), 邱 永漢 (訳)
- 税込価格:513円(4pt)
- 出版社:三笠書房
- 発行年月:1992.10
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文庫
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紙の本
お顔を上げて「意気消沈」
2008/10/11 21:40
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:セカンド・プラン エトセトラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ところで、どのように「点」を「線」とするのか。
私達は瞬間、瞬間の時間の中に生きている。過ぎ去った時間は線となり、イメージの中で面となっていく。ところが、これから来るであろう時間は、瞬間、瞬間の点でしか、やって来ない。
そこで未来のある時点に着目し、現在まで線を引いてみる。すると、ほとんどの場合、その線に沿って時間が流れていく。ただし新しい発見は、その線から外れた時に面となって現れる。
未来のある時点とは本書でいう「目標」である。その線から外れたところとは、著者のいう「ノーと言われた時の壁の向こう側」である。
この未来から現在を見つめる視点の使い方は、応用が利く。
例えば、本書で紹介されている「意気消沈」。気分が沈んだ時は肩を落とし、顔は下向きだ。そこで、体や行動に視点を移し、顔を上げて、胸を張ってみる。
「元気だから笑顔になるのではない、笑顔だから元気なのだ」とハットさせられた。
原因と結果がある場合、私達は、原因が起因し結果が存在すると考えがちだ。本書では、結果から原因を引きおこすことも可能なのだと発見することができる。
同じ信念でも「そんなの無理」と思うか、「必ずできる」と思うかは自由である。
同じ集中をするなら、「何をしたくないか、ではなく、何をしたいか」を考える。
結果はもちろん過程そのものも大きく違うことがよく理解できる書である。
著者は言う「まず心のなかの”限界”をとっぱらえ。」そのためには「小さな成功」を積み重ねていくことだと。「自信」とは自分で作り出していくことと読み解くことができる。
またしてもすごい、逸品に出会った。
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