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素敵。笑える。全編を通して明るい。「この世には悪意というものはないのだ。あったとしてもほんの少しのもので善意の方がずっと多い」はなぜか涙がホロリ。やっぱ直木賞いいなぁ。
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「デンデケデケデケ」とは何だ?それは青春の音!60年代の田舎の高校生のエレキな青春を描く傑作青春小説!これを読めば、明日からあなたもギターキッズだ!
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1965年の春休み、ラジオから流れるベンチャーズのギターがぼくを変えた。
"やーっぱりロックでなけらいかん"―。四国の田舎町の高校生たちがくりひろげる
抱腹絶倒、元気印の、ロックと友情と恋の物語。青春バンド小説決定版。
直木賞、文芸賞受賞作。
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最高。この一言に尽きます。
ページをめくるのがもう本当に楽しくて楽しくて,読み終えてしまった時には無性に切なくなった。
こんな青春時代を送りたい。こんな素晴らしい仲間に出会いたい。ロッキングホースメンに憧れました。
Question?の舞台見に行けばよかった。激しく後悔…
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1965年の春休み、ラジオから流れるベンチャーズのギターがぼくを変えた。"やーっぱりロックでなけらいかん"―。四国の田舎町の高校生たちがくりひろげる抱腹絶倒、元気印の、ロックと友情と恋の物語。青春バンド小説決定版。直木賞、文芸賞受賞作。
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人口4万足らずの西讃地方中心都市。波穏やかな燧灘に面する白砂青松の海岸。市の北側に屏風のようにそびえる七宝山系とその西端にあり海中から聳え立つ九十九山。遠く南には冬に雪を頂くこともある阿讃山脈を望む。市中を貫く財田川ではボラ、コノシロ、ハゼ、アサリが採れ、河口には地域最大の港がある。かつてはここから大阪天保上行きの旅客船があった。市域とは異なる独特の方言や習俗を今も残す伊吹島への連絡船も往復する。海岸べりの琴弾山からはこれらすべてを箱庭のように望むことができる。こんな四国の地方都市での60年代の高校生の日常生活。豊かな自然環境と静かな生活はあとから想うものかもしれない。現実の田舎の高校生の日常は退屈で、主人公のように女の子と海に出かけ、近所の喫茶店でライブ演奏なんかできたらいいなと想っていたに違いない。
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夏=青春ってことで久しぶりに読む。タイトルだけですでに5つ☆。浅野さん目当てに映画も観直してみよっかな。
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中学生の時読んで感動した。陳腐な言い方だが、感動した。いつ読んでもいい。時代に関係ない青春が描かれている。
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男子高生×バンド×友情、の青春小説。
元気印の恋と友情にほっこり微笑み、讃岐弁に悶える。
「これから先の人生で、どんなことがあるのか知らないけれど、いとしい歌の数々よ、どうぞぼくを守りたまえ!」
1/81
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この本は田舎町の高校生たちがロックと出合い、青春時代を送る物語でした。高校生なら憧れるバンド・・・素直にいいなーと思いました。エレキギターの聞いたときにデンデケデケデケ〜と表現されていたのは初めてお目に掛かりました。また、藤原竹良(ちっくん)を中心に友情や恋なども描かれていて面白かったです。自分もギター弾きたいなとか思ちゃったりしました。
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大林宣彦監督の映画で知っていた物語。誰もが一度は通り過ぎる青春時代の1ページの、ほろ苦いがむしゃらさがいとおしい。大切にしていた宝物の箱を久しぶりにあけてみたような気持ちになった。
2009.11.13
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2010.1.20 古本
高校、大学の時にバンドをやってなかったというのは後悔する。こういうのを読むと特に。
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1965年の春休み、ラジオから流れるベンチャーズのギターがぼくを変えた。“やーっぱりロックでなけらいかん”―。四国の田舎町の高校生たちがくりひろげる抱腹絶倒、元気印の、ロックと友情と恋の物語。青春バンド小説決定版。直木賞、文芸賞受賞作。
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感想ともいえないけど、普通によかった。メジャーではあるけど、デンデケデケデケは、ギター弾いている人だと大半は憧れるものですよね?
そうでもないですか?(笑)
エレキはやったことないけど、読んでいるうちに弾いてみたくなった。
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香川を舞台とした青春小説。
デンデケデケデケ~ に衝撃を受けた普通の男子高校生が、急速にロックにのめり込み、バンドを作り、3年の文化祭でラストステージを飾るまでの流れが実に軽妙で、一気に読み進んだ。
物語の終盤では、文化祭を終えたバンドの仲間たちがそれぞれの進路に向かっていくなか、主人公一人がその流れに乗ることができず葛藤するさまが描かれていた。バンドの解散も、仲間たちとの別れも、新しい道に進むことも受け入れられない主人公が、大学受験のために東京に向かわなければならないその前日に思い出の場所を巡った。私も、大学や高校を卒業する時や住み慣れた土地を離れるときに、どうしようもなく淋しい気持ちになったことを、思い出した。どんなに楽しい時間も永遠にはつづかない。すべてのものごとはやがて終りがくる。わかりきったことだが、いざその時がくるとどうにかして長引かせられないものかと身悶える。あっさりそれぞれの進路に向かっていく仲間たちに、一人取り残された気持がして、どうしようもなく淋しくなる。途方に暮れる。そんな茫然とする主人公の様子がたまらなく真に迫ってきた。
嫌みのないストレートな青春小説は、私にとって、どんな小説より心に響く。高校時代に戻って主人公のように夢中になって生きてみたい。