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要点をまとめれば、
運命をそれとして受け入れ、その上で意志によって運命を作り出すことで、人生は変わるという考え方。
妥当だと思う。
まずは、自分の感情を客観視すること。
その上でそれがどこからくるのかを理解すること。
そうすると、発生源は自分にとってどうしようもなかった「運命(言い換えれば環境)」だということに気づく。
自分にしっくりくるように感情を解釈できれば、
主観世界を持てるようになる。
主観性を取り戻すと
?客観視能力向上
?自立性、独立性の獲得(価値が自分の内的な判断になる)
?自由であることの自覚
?人との交流を楽しむようになる
などの利点がある。
「人の発達とは自分の中に自分らしい自分を発見することである」
「ストレスの引き金を引くのは危険の認知であって、出来事そのものではない」
「何とかしなければならない、という考えが、今何が出来るか、になった」
「私は人間関係と物質的な存在という2つの客観的なものによって規定されている」
「何もよいことがないという構えと、朝日に感動した完成は矛盾する。そこで解釈を置き換える」
「言葉で心の中を表現できるようになったとき、私たちは自分のこころを客観的に眺められるようになる」
「古い自分とは、周囲の価値ある人間から期待されることによって決められた自分だが、新しい自分は、もっと自身の内的なところから生まれる目的や進むべき方向によって決まってくる自分」
「教育とはこの本当の自分に出会う自己教育のためにあるべき」
「自己実現している人はいつも自分の行動に納得している」
「人生の完成とは自分自身を知ること」