- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
レ・ミゼラブル 上 みんなのレビュー
- ヴィクトル=ユーゴー (作), 岩瀬 孝 (訳), 大野 多加志 (訳)
- 税込価格:990円(9pt)
- 出版社:偕成社
- 発売日:1993/03/01
- 発送可能日:購入できません
文庫
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
3 件中 1 件~ 3 件を表示 |
紙の本
ユーグ版からの美しい挿絵が豊富
2020/05/10 10:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:弥生丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ユーグ版から抜粋された挿絵が豊富。ジャン・ヴァルジャンの物語部分を、原作に概ね忠実にまとめてある。一章ごとの文章量が均等なので読みやすい。
上巻は、ミリエル司教の紹介からジャン・ヴァルジャンの再逮捕と脱獄まで。ミリエル司教の慈悲にうたれて改心し、善行を重ねてマドレーヌ市長となるジャン・ヴァルジャン。だが、行く手に彼の過去を知るジャヴェール警部の影が…。一方、恋人に棄てられた若い母親ファンチーヌは、宿屋を営むテナルディエ夫婦に娘コゼットを預ける。これが後にファンチーヌを不幸のどん底に落としてしまう。
ファンチーヌが心ない偏見から解雇され、髪を売り、前歯を売り、娼婦にまで身を落としたことを知るジャン・ヴァルジャン。彼は病んだファンチーヌを引き取り手厚い看護をするが、時既に遅く、彼女は死を迎えようとしていた。ジャンは彼女のためにコゼットを呼び寄せようとするも、思わぬ事件が振りかかる。
昔は『ああ無情』というタイトルで刊行された『レ・ミゼラブル』児童書版。本書は、児童書だからと配慮し過ぎて大人の醜さを割愛したり改編したりしていない点がいい。
3 件中 1 件~ 3 件を表示 |