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グレートリバー 地球に生きる 地球と生きる みんなのレビュー
- National Geographic Society (編), 田村 協子 (訳)
- 税込価格:6,380円(58pt)
- 出版社:同朋舎出版
- 発行年月:1993.7
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紙の本
歴史をつむぐ、世界の河川
2006/11/20 00:51
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エルナーク - この投稿者のレビュー一覧を見る
”世界遺産”というコトバを、知っているだろうか?
観光地だけでなく、良いモノ(風景・建物・自然)にスポットライトを当てる企画だ。
私は、”美麗なフォト(写真)”が好きで、週売り冊子を購入していた。
そんな時期、この「グレートリバー」に出会った。
ハードカバーなので、すこし分厚い。でも、名前にひかれてパラパラとめくってみた…。
(ジュブナイルの「トムソーヤの冒険」には、ミシシッピー河が出てくるから)
★感想
・写真の鮮度が、よい。
旅行本のように、大量出版するものと違い、図鑑のような感じ。
水面のように”たおやか”なモノは、扱いが難しいのだ。
(美術本のように、高精細とまでいかないけど)
・文章の構成が、よい。
日本の”川”との違い。それは、”生命感”だ。
大河というのは、人の暮らしを潤し、国境すら越えていく。
また、野生の領域ともつながり、自然への尊敬と恐れをおしえる。
例えば、東欧をながれる大河は、”世界遺産”が近くある。
しかし、中州には葦がしげり、血をすう蚊が発生する。
(ドラキュラの故郷あたり)
ところどころに、こぼれ話があり、気分にあわせて読める。
本にもいろいろあるけれど、ベッドやお風呂で”ゆったり”楽しみたい、そんな1冊だと思う。
上質な時間を、かもしだすモノ。私のとっておきです。
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