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紙の本

「正史」から「演義」へ

2001/11/06 17:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Tuka - この投稿者のレビュー一覧を見る

 大抵の人は、まず「演義」を読み、続いて「正史」という流れで三国志の世界に入るのだと思う。そこで疑問に思うわけだ。なぜ、「正史」では魏が正統になっているのに対し、「演義」では蜀が正統になっているのか、と。本書はそれをじっくりと論じている。
 概ね満足のいくような考証の仕方であったが、一つだけ気になった点があった。それはヨーロッパと中国の対比の箇所。両地域は同じような面積にも関わらず、ヨーロッパは分裂が常態なのに対し、中国は統一が正常な状態で、ここに中国の思想が見えるとかいう主旨のことが語られている。しかし、ヨーロッパの思想性を論じていないせいか、あまり説得力がない。というか、この論は地政学的観点をまったく無視しているため、ちょっと無理があるような気がするのだが……。機会があったら、この分野の本を読んでみたい。
 中国の歴史の深さを味わうことができるという点で、この本は良書であると言えるだろうか。「正史」から「演義」に至る変遷の背景について知りたい人は読んで損はしないだろう。

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2007/04/25 18:06

投稿元:ブクログ

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