紙の本
盗みの名人
2019/03/07 21:34
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投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんなものでもぬすんでしまう、盗みの名人くまさぶろう。
独特なタッチのイラストと色使いで、不思議な世界に引き込まれました。
展開も面白く、ラストは感動してしまいました。
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エリックカールの諸作の邦訳で知られるもりひさし。ユノセイイチの画風あってこそのこの話なのかもしれない。
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くまさぶろうは大泥棒。でも、ただの泥棒ではありません。子どもたちの泣きたい気持ちや悲しい心を盗むことが専門なのです。子どもたちの共感を呼ぶ本。・・・ってことで、いい本です^^。
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くまさぶろうは大泥棒。気づかれないようにとてもうまくとってしまうので、とられた人はとられたこともわからないほどの名人でした。ある日おおぜいの人が見ているぞうが気に入って、さっと縮めて小さくし持ち帰りました。よるになると、ぞうはたちまちもとどおり。くまさぶろうはやどなしに。そしてなんねんかたちました。
くまさぶろうはただの泥棒じゃありません。子どもたちの悲しい心や泣きたい気持ちを盗むことができるのです。子どものなさけない気持ちをさっととったとき、くまさぶろうはむねがちぎれそうになりました。自分がその子の気持ちになるのです。でもその子が元気になってよろこんでいるのを見ると、悲しみがうれしさにかわるのでした。
お母さんに抱っこされるとき、こんなふうにお母さんは子どもの気持ちを吸いとっているのでしょうね。お母さんはすばらしいどろぼうのめいじん!。
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世界中にひとりと言われるほどの泥棒の名人「くまさぶろう」。
コロッケを食べているトコちゃんとすれ違えば、コロッケはいつの間にか
くまさぶろうの口へ。
雨の日に傘をさした洒落た紳士とすれ違えば、傘はいつの間にか
くまさぶろうの手へ。
何年かたつと、くまさぶろうはとうとう人の気持ちまで盗めるように。
転んじゃった女の子の痛い気持ち
いじめられっこの情けない気持ち
今でもくまさぶろうは、泣きたい子どもの気持ちや悲しい心を盗んで歩いてるんだって。ステキだね。
でも、くまごろうが盗める子どもたちの悲しい気持ちがなくなる方がもっとステキだね。
幼児~
自分:小低
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この絵本を、小学校の読書活動で読んで、ぽろぽろ泣いてしまった。お昼前だった。お昼ご飯を食べながら思い出してぽろぽろ泣いてしまった。会社に着いて会社のひとにこの絵本の話をしながら、我慢したんだけど、うるうるしてしまって「泣いてる!」って言われてしまった。驚きとやさしさに満ちていた。絵も、最高。なつかしい。
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2015/9/8 3-1
2015/9/8 ひまわり
2015/10/13 5-1
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自分を犠牲にしても人を助ける。偽善じゃなくてそれが本当に嬉しいんだ。そういう尊いところに人間はいける。
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負の感情を盗むというくまさぶろう。悪い人なのか良い人なのか?子供と考えながら読める本。大人にも良いと思う。
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びっくりしたところは、くまさぶろうがぞうをちいさくしたところです。
くまさぶろうがすごいところはまだあります。みなさんもぜひみてみてくださいね
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かわいらしい絵で、くまが主役のお話かと思ったら、スリのおじさんのお話でした。
初めは人のものを盗み続けていましたが、ある時人を驚かせるためにゾウを盗み、その結果全てを失ってしまう。
それからくまさぶろうは、困っている人の痛みや気持ちを盗み、人の役に立つ喜びを得ていく。
達人的な盗み技を良い方向へ生かすことができた。
こんなスリなら大歓迎ですね。
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名作!
物から心へ、平和になる!
今まで知らなかった!知らなかった心をぬすまれて、この名作に出会うことが出来ました!
ありがとう!
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離れているものは吸い寄せ、大きなものは縮めて盗る不思議な能力で、誰にも気付かれずにどんなものも上手に盗んでしまう泥棒の名人『くまさぶろう』。
子どもの砂遊びのシャベルやポケットの中のミニカーを盗んでいた悪党全開の前半と、子どもたちの泣きたい気持ちや悲しい心を盗む優しさがじんわり滲む後半で、くまさぶろうの印象がガラリと変わる。
最初は固い表情だった7歳の息子も「最後がいい」と好印象。
くまさぶろうの盗んだ悲しい気持ちが、子どもたちの喜ぶ顔で嬉しさに変わるのもホッとするなぁ。
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どろぼうが色んなものを盗んでくれる話
タイトルからでは想像できないよい作品でした。優しい気持ちになります。どうか色んな町を旅してほしいです。
絵も優しくてきれいな色でした。