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「霊界物語」の著者、出口王仁三郎の伝記もの、全12巻の第一巻です。
農家に生れた「喜三(きさ)やん」こと喜三郎(王仁三郎の本名)は、学問には秀でて「神童」と謳われていたが、肝腎の農作業をやっても弟に遠く及ばず「兄やんは、ホンマ、あかんなぁ」とバカされ、「イッチョ、やったるでぇ」と一攫千金を当て込んだマンガン掘りで大失敗し、牛乳屋ではかなりよかったが、共同経営者に全てをもっていかれ・・・。
人生にちょっと迷っている人に、お勧め!
笑って、元気が出る本です!
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出口王仁三郎の実孫、和明氏が綿密な取材の元に書いた、かなりノンフィクションに近い、大本教の草創期を書いた小説。
物語は、教祖出口なおの生い立ち(江戸末期)から始まり、無くなる大正期までを描く。
江戸末期から明治期の、農村の生活を知る上でも、貴重。
教団が本格的に大きくなって行き、弾圧された昭和期の記述は無い。
全12巻。
http://www.aizenen.info/mo/amo.html
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天狗そのものじゃないけど、霊の憑依で非常な跳躍力を得たり、神通力を得たり、
という話なら、大本教の草創期を描いた『大地の母』は情報価値が高い。
作者の出口和明さんにあったことあるけど、創作の要素は非常に少ないと言っていたし。