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すごいぞ乱歩!!
このひとの思考回路見てみたい!!
きっと、いろんな世界観がぐにゃぐにゃになっていることでしょう!!
この作品の見所は妹の死にあまり落ち込まないところがおもしろい。
流れから言うともっと落ち込むはずなのに…
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家庭教師・殿村夫人がが読唇術で読み取ったという殺人計画。殺害される女優・春川月子。事件を目撃した相川守。バラバラにされた月子。怪人物を尾行中に告げられた第二の被害者。妹・珠子を守るために探偵・三笠老人に捜査を依頼した相川守の落ちた罠。偽の探偵の暗躍。マネキンのバラバラ死体。第3の被害者として告げられた珠子の親友・桜井品子。誘拐された品子。犯人の殺害予告。三笠探偵の捕えた共犯者。
2010年12月20日再読
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次々と美女を狙う「赤いサソリ」の狙いは!?
乱歩好きだけどこれはちょっと微妙だったかな
メモ:一寸法師でてきます、明智でてこない
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犯人は中盤くらいでわかってしまった。
動機はわからんかったけどね。
今になってはコミカルに思えてしまう、
サソリの着ぐるみはご愛嬌。
文章力は素晴らしく、一気に読めてしまった。
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あんましおもしろくなかったです きっとぼくが明智小五郎すきやからやとおもう
いや話もびみょうやった
乱歩先生ぽくなかったし最初から犯人ばればーれ
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赤サソリを妖中と称して、人殺しグループとの対決に燃える主人公と三笠探偵。見世物小屋などの世の中の奇特な部分に触れたり、また障害児をトリックにつかったりと、読者が見てはいけないものを見ているような背徳感を抱かせることで、好奇心を煽る手法は天下一品だ。トリックそのものは相も変わらずエキセントリックな印象を受けるが、エドガーアランポーを捩るだけあってその発想の奇抜さに度肝を抜かれる。好奇心は背徳感と表裏一体なんだと痛感。ただし、作り込まれた繊細さはないため、ダイナミクスのみの抑揚のなさが少々読み疲れを催す。
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乱歩の定番とも言える、怪人と探偵が対決する話で、派手な舞台演出を見せ場とする、エンターテイメント性重視の通俗もの。
この物語での怪人は、現場に赤いサソリを紋章として残し、恐怖心を煽り立てる「妖虫」。探偵は、明智小五郎ではなく、白髪白髭の奇人の老人探偵三笠竜介。
真相の核となる、ある人物の正体には、すぐにピンとくると思う。物語の進行に伴って、それを裏付ける出来事が次々と起こるので、わかりやすい真相だ。
警視庁の簑浦係長が説明した、品子誘拐のトリックと、そのために犯人が取った手法は面白い。
次のようなことが説明されていないが、まあ良しとしよう。
・犯人は、三笠の探偵事務所の特殊な構造をどうやって知ったのだろうか。
・ショウウィンドウの人形と○○をどうやって入れ替えたのだろうか。また、その捜査の結果は。
三笠探偵が最後に品子の部屋を調べた際に行ったことは、ひどすぎると言わざるをえない。わざわざそんなことをしなくてもすんだのに、最後の場面を劇的に盛り上げるために、探偵にとんでもないことをさせている。
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稚拙な画で描かれそして語られる猟奇的紙芝居。こどもの頃に読んでいたならひょっとしたら愉しめていたかも(いや・・自分はまったく本を読まないTVっ子であったことを忘れていた。じっとしていることがニガテで落ち着きのない自分には縁はなかったろう)。そんなことより本作を読んでいる途中から既視感(既読感と言った方が適当か)が擡げてきて読了後記録を調べてみると案の定五年前に読んでいたことが判明・・ふう。またこのあと読む予定にしていた角川文庫『双生児』も六年前に既読の記録。
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今度の怪人はサソリ!B級的な要素のある昭和の探偵小説。
探偵がお馴染みの明智小五郎でなく老人探偵三笠。抜けたところや人道的に問題のあるような人物だが、このくらい奇人出ないと悪辣な犯人に対抗できないのかもしれない。