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[ 内容 ]
戦後50年を目前にした今日、「大国」化に伴う新たな改憲論も台頭し、憲法をめぐる状況はますます厳しさを増している。
天皇、戦争放棄、議会制、基本的人権等の主要な論点に即して、規範と現実が乖離する実態を明らかにする。
[ 目次 ]
1 憲法を考える
2 天皇と国民
3 戦争と平和
4 権力の集中と分立
5 国民の権利と義務
あとがきにかえて―昭和から平成へ
付録 日本国憲法
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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マルクス主義法学として有名な長谷川正安による憲法学の入門書。いわゆる「左翼的なスタンス」から憲法上の諸問題を論じています。見解を支持するか否かは別として、主要な論点には一通り触れているので、入門書としては最適かと。
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岩波書店らしい憲法の入門書です。天皇や自衛隊をめぐる問題のほか、統治機構や国民の権利と義務をめぐる問題などのテーマをめぐって、憲法の理念と実態の乖離を、批判的に論じています。
あくまで入門書で、憲法をめぐるアクチュアルな問題について知りたいという目的にストレートに答えてくれるものではありませんでしたが、憲法に関する基礎的な知識を確認するのに役立ちました。