紙の本
虫・蟲・むし…
2002/05/28 18:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
よほど虫好きのお母さんでないとつき会っていられませんよ。
あけてビックリ。
直径250ミリのガをちっちゃな手のひらに乗せてほほえむブラジルの少年や
オーストラリアにある高さ3メートルのアリ塚の群れ(!)、
「絶対変身忍者嵐やん!!」と言いたくなるマダガスカルオナガヤママユガなどなど…。
虫にからんだ暮らし、歴史、こどもたち。
何度開いても飽きさせません。
4,900円と値段が張りますが
虫好きにはそれだけの価値があると思います。
著者の今森さんは写真家で昆虫学も学んでいて
この本のほかに地元の琵琶湖周辺の記録「今森光彦・昆虫記」などがあります。
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これは写真がすごいです。世界の秘境を取材して、珍しい昆虫達を撮っています。写真も一流です。ちょっとお値段高いですが、買ってもいいと思えるくらいのすばらしい図鑑です。(息子は何回も借りています)大人が眺めても良い。
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『ダンゴムシ』の観察力に引き続き、こちらの図鑑は写真家が20年かけて撮り続けた集大成です。 独特の遊び心が、見るものを楽しませてくれます。 訪れた場所の景色や人々の笑顔も素敵です。
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今のひびきクンには、ちょっと難しいけど、
大人も楽しめる昆虫図鑑です。
きれいな昆虫がたくさん載ってます。
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自他ともに認める虫嫌いのアタシ。本屋勤務時代、昆虫図鑑を扱うのも嫌だった位。でも今光さんの昆虫図鑑を初めて見たとき「…大丈夫…かも」と。不思議と嫌悪感を覚えなかった。ただ、そこにある自然・風景を見ているだけ、な気がした。同時に少し懐かしいような感じも。
もし、おコたちが昆虫に興味を持ったら、この方の本にお世話になろう、と思う。自然を、虫たちを自然を味わって欲しい。
お会いしたことはないけれど、きっと今光さんは人の目を見てお話される方だろうなあ。真っ直ぐに。
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ほしい☆ほしいーッ!買って買って♪
とじたんだ踏んでいい本とみた。
つまり持ってないのだけど 持ってないよ 持ってないよーッ!!
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変な虫大集合です。
以下、索引からとってきたものですけど、
写真を見たい方はWEBでなく本書でいかがでしょう。
ドクチョウ
マダガスカルオオトビナナフシ
プラタノ
オレンジモンキ
それにしても膨大な量の昆虫を質の良いズームアップ写真を世界中で
撮影しているなんて!
すごい!
うらやましい!
こんなこと書くのはいけないかもしれないけれど
いくつかの昆虫ってほんと気持ち悪いですよね。
バイオリンムシやマルバネオオテントウダマシなんて
体がねっとりと光っていて、黒いし、気持ち悪い模様あるし
やっぱり本能的に嫌だなあと感じます。
それでもみてしまう。
中には宇宙人的な奴やかわいらしいのもいますよ。
もちろん昆虫もすごいけれど、風景や人々や動物も温かい写真の中にいる。
人々はにこやかに笑い、動物と昆虫の近くにいる。
昆虫採集しているおじさんたちはみんな、元気でたくましい。
男の子のプレゼントにいかがでしょう。
ぼくなら夢中でみると思うよ。
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自然と昆虫のパラダイス!
ありのままの素晴らしさと純粋さに心打たれる。
小学生のころ、サンタさんからプレゼントしてもらった
思い出のつまった写真集。
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今森氏って、この世界では有名なんだね。
全然知らなかった。
内容は先日読んだものにおおよそ似た感じだけど、やっぱりすごい。
なんなんだろ、昆虫って(笑)。
それはさておき(おくのか)、今森氏は写真集だけでなくて切り紙の本も出されてる。
単なる虫好きの横好きかと思いきや、これがなかなかよく出来てる。
ここまでやれるって、相当昆虫が好きなんだろうなー。
ちなみにボクは大人になって気がつけば苦手になっていた。
カブトムシとかの幼虫なんて、きっともう触れないだろうな(笑)。
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「世界昆虫記」
94年発売。
図鑑ばかりあさっていた私は当時親にねだって買ってもらいました。とても思い入れのある本です。私の幼い頃の夢は昆虫学者で、影響をもろに受けたのはアンリ・ファーブルでした。そして、ムツゴロウさんよりは千石先生(動物奇想天外に出ていた)により感銘を受けました。そんな私にはこの作品は心地よい刺激と希望と興奮を与えてくれる教科書でした。
この本はとても写真が綺麗なんです。迫力のある昆虫達。昆虫の種類もたくさん。昆虫好きの私にはたまらない本でした。
あの迫力ある写真を撮る人はどんな人だろうとよく思ってましたし、写真家は凄い仕事だと思ったきっかけはおそらく今森さんのこの作品ですね。動物よりもさらに小さい昆虫の持つ躍動感や強さ美しさを鮮明に写真に映すのはとても難しいと聞いたことがあります。最近はカメラも非常に高性能になり、より迫力ある写真が撮れるようになりました。ということは今森さんはこの作品を完成させた時のカメラよりもより高性能なカメラを持ってると思います。
そんなカメラで撮った今森さんの昆虫達をまた見たいと思いました。また写真を撮る上ではカメラの機能も重要ですが、同じくらい昆虫が好きということも大切だと思います。私はこんな躍動した昆虫達を写真に残せる今森さんはきっと昆虫が本当に大好きだと思います。
昆虫好き、写真好きにはお勧め。いつでも子供時代に帰ることが出来る一冊ですね。