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御手洗潔シリーズの長編です。
謎解きの部分がショッキングでした。
そんな理由??と思うところもあったけど、御手洗潔がいうならそうなんだろう。
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長編だが読み応えがあった。
おどろおどろしい場面の視覚的描写は夢にまで出てきそうな生々しさ。
伝奇的な史実と作者の造り出したフィクション部分が巧みに融合して不思議なリアリティを生み出している。
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御手洗潔モノ第3弾。準レギュラーとなるレオナ初登場。昔の刑場に立つ樹齢2千年の巨木が人を喰う。過去と現在、日本とスコットランドにまたがったなぞを解く。おどろおどろしい雰囲気やあっと驚くトリックなど私好み。偶然が重なった謎解きは、え?と思わないでもないけど、すべての事象が作為でできている訳じゃないからこういうのもありかな。全体に流れる雰囲気はホラーとも言えるくらい怖い。
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推理小説というよりホラーの色が強いです。個人的には御手洗シリーズの奇想天外トリックが好きなのでその辺りは残念。ただ初期のシリーズ長編でここまで御手洗がここまで出ずっぱりの作品も珍しいのもあって、外せない一冊ではあります。
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御手洗シリーズ。こちらもやはり推理が楽しめますが、それよりも日本的な怖さという面で非常に楽しめます。もう御手洗さんと島田先生のとりこ。
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深夜や嵐の日に、この作品は読んじゃいけないと思います(ヘタレ)。シリーズの中で一番グロテスクかも。でも面白かった。
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読書前に素晴らしさをやたら言われた「異邦の騎士」よりもこちらの方が好きだ・・横たわるムードは苦手な感じなんだけど。
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島田荘司が生み出した名探偵・御手洗潔の最高峰。
猟奇殺人、歴史的資料と絡み合わせた展開、本編に付随するインターミッションを挿入する手法、以降の御手洗モノでデフォルトとなる作りが初めてパッケージングされた作品で、本格ミステリというカテゴリの中でも私が一番好きな作品でもある。
この作品以降、長編では御手洗はどんどんスーパーマンになっていくので、ここでシリーズを読了するのもひとつの選択肢かも。
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御手洗シリーズ再読。
久しぶりの島田荘司、やっぱり文章が巧い。
読んでいて心地良い。
ただミステリとしてどうかと聞かれると、・・・微妙。
風が吹けば桶屋が儲かる系トリックという印象が否めない。
人喰いの木に既視感を抱いていたのですが、「スリーピーホロウ」の死者の木だと気付きました。
人喰いの木が映像になったら、あんな感じだろうな。
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ミステリとして読むのではなく、ファンタジーと思ったが良い(笑)グロいけど、なぜか笑える・・・のは、同人誌が多いからか(笑)
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ミステリと言うより、ホラーに近いと思います。
描写が怖〜〜い。何度ぞぞぞと背中に冷たい物が走った事か・・。
この本も分厚いのですが、すんなりとページが進んで行きます。
ミステリはきっちり、はっきり、謎が解決してくれないと
「うぎぎぎ」と歯軋りをしたいような気持ちになるのですが、
全て読んだ後、一つの謎が残った事で、
また恐ろしい気持ちになりました。
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2007/11/1読了。
トリックに無理があるような気はしますが、おどろおどろしい雰囲気は好きです。
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ようやく読めた。思ったより…なぁ、としょんぼりしていたが、これは推理小説よりもホラーだ、と思えば非常に面白い。少女たちの行く末が、ね?
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御手洗潔シリーズ
昭和初期、少女が楠木につるされ殺害されるという事件が起きた屋敷。のちにジェームス・ペインという外国人が学校を設立。日本人女性・藤並八千代と結婚。3人の子を残し消えたペイン。昭和59年嵐の翌日ペインの屋敷の屋根にまたがり死体で発見された長男・卓と重傷を負った八千代。卓の浮気相手・森眞理子の依頼で調査に当たる御手洗と石岡。楠木にかくされた秘密。次男・譲の研究する元死刑場。調査の為に長女・松崎レオナと共にスコットランドへ飛ぶ御手洗。スコットランドの巨人の家。消えた少女の謎。留守中に殺害された譲と八千代。八千代のダイイングメッセージ。ペインの屋敷の楠木の地下にかくされた秘密。
2011年1月1日再読
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確かにトリックは「んーなアホな」
という感じだがこれは名作。
最後はかなりおどろおどろしくなってくるが面白い。冒頭の入りもいいしねぇ。ちゃんとそれも解決してるから読了後はかなりすっきり。