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有栖川有栖の本は、火村が出てくるシリーズが好きなのですが…
この作品は作者の処女作ということで、やっぱい内容がねぇ~。
一言で言うと、推理小説好きが推理小説書きました。っていうのが前面に出過ぎているという感じです。
最後のシーンはもう少し控えめであればこの小説はとても良い小説であったと思うのですが…
ラストの犯人と探偵のやりとりは、ちょっとやり過ぎでだと思います。あれで台無し…
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登場人物の多い作品は苦手だ~。と思いながら読んでたのですが、途中から引き込まれましたねぇ。
クローズドサークルの作品はいくつか読んだけど、これは精神的に一番怖いパターンかも。
何故か敬遠して読まなかった有栖川さんの作品。これからあれこれ漁るつもりです!!
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結構頑張って考えたけれど、さっぱり分からなかった。Yはrだと思ってしまったし。二つ目のyは確実に後から書いたんだろうなと気付いたけれど、それ以外はさっぱり。マッチなんて気付かないよ!
ミステリーなんだけど、どこか神秘的なお話だった。全体的に月の話が多いからかもしれない。サリーは絶対襲われたのだと思ってた………。
面白かったです。
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2010 7/7読了。有隣堂で購入。
新本格を読んでみよう、と思い立ち友人のすすめもあって購入。
「読者への挑戦」を読み飛ばさずにちゃんと考えよう、と思える小説ははじめて・・・とまでは言わなくても、久々の体験かも。
かなりいいところまでいったんだけど、最後に先入観に負けた・・・が、江神さんが捨てたアプローチから挑んでいる時点で駄目駄目であるとも追認。
探偵役にはなれんな、自分。
シリーズの続きも読みたい。
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江神シリーズを読んだのは初めて。
ミステリ読んで「怖い」と思ったのは久しぶりな気がする。当事者が自分の年齢と近いから感情移入してしまう。クローズドサークルを改めて恐ろしいと思ったと同時にその魅力を感じた。
今作だけ読んでみたところでは、学生より作家のほうが好きかもしれない。アリスのボケっぷりは学生よりも三十路を超えてからのほうがより際立つ。
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再読
これまたすっかりと忘れていた。
おもしろいねえ。本当におもしろい。
登場人物多すぎるのがマイナス点。でもそれくらい。
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学生シリーズ一作目。
登場人物の一覧で人数の多さにげんなりするものの、案外大丈夫でした(カタカナ名と人物が多い小説は難しいんです)
さすが有栖川さんと言うべきか、個々の登場人物がしっかりしてて良いです。
有栖川さんの描く人間は好きだなぁ。
噴火って言うのには驚きましたがクローズドサークルの殺人の恐怖だけでなく、火山での恐怖もあり中々面白かったです。
「読者への挑戦」をされても相変わらずサッパリ分りませんでした(苦笑
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いゃぁ、甘い。そして登場人物が多い。
もう誰が誰かさっぱり分からない。
誰かが誰かのことが好きで、
小百合がサリーで、ルミがルナで、有栖は理代のことが好きで、
神主だとか、博士だとか、弁護士だとか、
勉でベンさんだとか、ヘビースモーカでピース???
このあだ名で呼び合うことが
トリックの一つだったみたいだが、
それにしてもひどすぎる。
そのうち火山が爆発して、
ありえないなぁと思ったりと
全く物語の中に入り込めない・・・
好きな人は好きらしいのだが
よさが全く分からない。
江神の推理は的確なのだろうが、
その前提となる状況が頭に入っていないため
そのよさが分からない・・・
※※※ここからネタバレ※※※
「y」が「と」だとは・・・・・・
犯人の意外性という点では
年野武という人物がどういう人物なのかが
頭に入っていなかったため、
彼が犯人だといわれても
ふぅーん、で終わってしまった。
自分の読解力の問題もあるのだろうが、
ううーん、残念ながら
これは駄作ではなかろうか?
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読者への挑戦があるこの推理小説。
いつものことですが……、全然わからんかった!!
答えが出るまでのところを3度読んだんですけどね。
推理する推理小説がお好きな方、お読みになっては如何でしょうか?
さて。個人的な感想としましては、
己が主人公たちと同じような年頃の頃に読みたかった…。というトコロでしょうか。
意識をせずしたたかに今いる世界の中をするりと渡って生き残っていくような大人になってしまったんだなぁと気付かされました。
真面目で潔く、まだみえないこれからに希望がある頃にもっていた気持ちが既に理解が出来なくて、そこで死んでどーするの!と犯人の人に思ってしまう辺り、推理小説にも拘らず、大人になってしまった自分への脱力感でちょっと悲しい青春小説でございました。
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学生アリスの第一弾。
何故か手を出していなかったのですが、やっと読みました。
クローズドものなので由緒正しい感じ。
推理は当然追いつきませんでしたが、なかなかでした。
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講談社ノベルスの綾辻さんのデヴューこそ少々遅れをとったが、東京創元から現れた新人作家はほぼリアルタイムで追いかけることができた。そして、当時大学生だった私にとって、綾辻さんの『十角館の殺人』同様、大学生を主人公に据えた有栖川さんの一作目『月光ゲーム』は特にインパクトが強かった。改めて読み返してみると、同じ学生アリスのシリーズでも、その後の『双頭の悪魔』などに比べたら小粒感は否めない。でも、本格ミステリの枠の中で同じ年代のキャラクタたちが活躍するというだけでも高揚感があったし(例えば、物語の中の屋外でのマーダーゲームとか、楽しそうだなあって思った)、しかも「読者への挑戦」なんていうものまで付されていて、読んでいてムチャクチャ楽しかったなあ。唯一の難点は、東京創元の場合、そのほとんどがハードカバーだったので、限られた予算をやりくりしていた学生にとっては片っ端から買うなんてことはできなかったことだろうか。
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学生アリス(江神)シリーズ第一弾。
嵐の山荘モノですが、本作は火山のキャンプ村?
夏休み、アリス達一行がキャンプに向かったところ
偶然にも3つの大学の4グループ17人が
同じ山でキャンプする事に。
青春小説バリに楽しそうなのに、火山が噴火して事態は一変。
連続する月夜の殺人。残されたダイイングメッセージ。
この中に犯人がいる!ってだけでも怖いのに
火山が時々噴火する。屋根ないです!火山礫降ってきます!
救助を待っていられないと、全員で下山を決行。
そして著者から読者への挑戦状。
さっぱりわかりません!
そして江神の謎解きが披露される。
動機が薄いなぁ~と思ったものの面白かったです!
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読者への挑戦もある本格推理小説。
自分なりに頑張ってみたものの、結局分からず江神の推理を読んで納得。
火山の噴火が起こっているキャンプ場というシチュエーションの中で、連続殺人が起こっていくのでなかなかの緊迫感があって面白かったです。
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まるでトリックが頭に浮かばなかった。そのせいか今まで読んだミステリとなんか感覚が違う読み方になった。それはそうと無理な恋愛要素いる?
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有栖川有栖第一作。これぞ本格ミステリって感じだけど流石に流行の中心にいつもいる大学生の描写は古すぎるかな。ちょっと古典化してるかも。