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◆毎度のことながら、表現や状況説明とか、不安定な状況が作り出す雰囲気作りがすごいと思いました。そして何より、なんて夜を描くのが巧いんだろうと。夜、月、闇、光、感情、そんなものがよく似合う作家さんだな、と。トリックも、あっと驚くようなものではなかったけれど、しっかりとしてて(というかこの本の場合、活火山に取り残されるという状況もある種のトリックだといえるかも)これがデビュー作だというんだからまた凄い・・・。今度から、月を見る時間がさらに増えそうです。しかし火村先生とはまた違った意味で、江神さんという人は気になる人物ですね。謎を解くためにも、近々孤島パズルと双頭の悪魔も読もうと思います。
それにしても。「肉体の陰に性感帯があるように、思考の陰になった部分にもそれがあって、僕は今、江神さんのそこに触れているのかもしれない」
という一文がえらく印象的でした。
妖しさも奇妙さも包まってて、なんて表現力。
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有栖の学生シリーズ。火村さんも好きですが、江神さんも好きです。意外に学生のほうが私はお気に入りかもしれません…。
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有栖川有栖のデビュー作。何度も改稿しただけあって、良く出来ていて、悪いけれども彼の推理小説の中で一番良かった。
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アリス学生編。最初に読んだのは実は此方で、作家編は後でした。お陰でエガミスト且つヒムラーと云うおかしな傾向が(笑)
でも、純粋に面白かったなと云う印象が強いです、今尚。月に関して書かれるのがお好きなのかしら、と思ったり。
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私のファースト有栖川。タイトルがかっこよかったので借りた覚えがあります。
ミステリっぷりと綺麗な文章にクラクラでした。
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学生アリスシリーズ第1弾。
英都大学・推理小説研究会のメンバーでキャンプに行ったら、知り合ったほかの大学の人たちが次々に殺されちゃうんですけど;、という話(ヲイ)
読者への挑戦ありの名探偵江神二郎の推理と結末は、溜め息ものです。切ないし。。
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繊細で悲しいミステリ。青春小説のようでもある。学生アリスと江神さんが活躍します。江神さんが大好きです。
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キャンプの途中で孤立し、そして…きゃー王道!キャー江神さんカッコイイ!!そんな話です(嘘)ラストは、泣いてしまいました。
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有栖川有栖のデビュー作。
火村&アリスシリーズのアリスが学生時代の物語です。
学生メンバーとキャンプに訪れて、隔絶された空間で起きる
マーダーゲームのような殺人事件。
青春の青さと苦さと、
そして、トリックの鋭さ、
デビュー作でありながら、代表作とも言える名作です。
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探偵、江神次郎の初登場作。
”雪の山荘”系とダイイングメッセージ。ストレートなミステリだと思います。
ちょっと青春物っぽい。
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江神&アリス第1弾。
クローズド・サークルでの連続殺人事件で、とてもシンプル。
読者への挑戦状もあり、楽しめました。
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5月10日購入。12日読了。学生アリス第一作。なかなか面白かった。法月倫太郎より面白いかもしれないな…。
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有栖川氏江神サイド面白かったです!
江神さんがいい感じに変人で私好みです。
アリスも早々に(でもないか)振られて気の毒すぎる主人公だし、不運なところは非常に親近感が…。
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登場人物たちの名前が覚えられなかった。人数多すぎ!!ダイイングメッセージの謎が簡単すぎてつまらなかった。有栖川さんの作品はこれが初めてで思った以上につまらなかったので今でも手を出せないでいる。
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作者のデビュー作で、大学生アリスと江神先輩3部作の第1作。キャンプ場が火山で封鎖されて陸の孤島となり、大学生3グループが偶然一緒に閉じこめられ、連続殺人が起こる。孤島モノ、読者への挑戦と本格推理へのこだわりはよく分かるが、謎解きの後にそれほどの衝撃がなかった。へぇ、というくらい。有栖川有栖が登場する作品は関西弁で書かれるけど、私には非常に読みにくい。