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友人から井上さんを薦められたので古本屋で偶々100円で見つけたのを購入。
異形博覧会の名に相応しく数々の何とも形容のし難い異形達に夢中になってるうちに読み終わってしまいました。
怖いというよりはとても不思議な感じ。
幽霊とかそういった類の物とはまた別な独特の奇妙さを味わえる一冊でした。
せっかくなのでこれを機に他の作品も読んでみたいと思います。
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つまらない本だった。意味不明な内容が多くて私には理解不能。
一体何がおもしろいのか途中まで読んでみたけど・・・ とっとと売り払ってしまった珍しい一冊。買って損したかな。
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ホラー短編集。この人の作品集には魅力的な異形がたくさん登場します。しばらくぶりに再読しましたが、やっぱり好きだなー。一つ一つの話は短編にしても短いものが多く、ショートショートもあるのだけれど。その分魅力が凝縮されてぎっしりと詰まっている感じです。
お気に入りは、もうどれもこれもが好きなのだけれど。「とうにハロウィーンを過ぎて」が一番好きかな。タイトルもいいし。あの展開には驚かされました。ラストも怖い。
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短編&超短編(カバーより)ホラー23編収録。
グロありシュールありと盛りだくさんで
どこか海外短編を読んでいる気にさせるのだが(舞台も海外が多い)
作者は日本人なんですよね。うまい文体だと思います。
しかし基本キモい話が多いので食事中にはおすすめできない。
クトゥルフは避けて通れないのか…。
全23編中下記3作品が良いどんでんだと思いました。
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・『よけいなものが』
→わずか3Pにユーモアも伏線もあるナイスどんでん
いろいろなレビューサイトでも好評判ですな
・『消防車が遅れて』
→微妙にせつないハッピーエンドどんでん
・『シネマハウスで逢おう』
→ハリイハウゼンだし「ダイナメーション」は分かるんだけど
一般的には「ストップモーション」の方が(意味は変わっちゃうけど)
読む際に単語が浮かないのではどんでん
他は下記2作品の舞台がお気に入りです。
・『俺たちを消すな!』(落書きだらけの地下鉄)
・『カフェ・ド・メトロ』(森に侵食された都会)
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ミステリどんでん返しリストが減ってきたので
ホラーとかどうかしらと読んでみる昨今ですが、
短編ホラーは私にはあまり向かないようだ。
嫌いじゃないがラストのカタルシスは
星新一っつぁんSFショート・ショートを読んだ当時の衝撃度的に上。
これは趣味の問題なんだけどね。ホラーは好きだから。
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『怪奇幻想短編集』と副題がついているが、幻想味はやや少なめ。どちらかというと外国ホラー映画や特撮の影響が強く、ゾンビや怪獣、クトゥルーを彷彿とさせるものが多かった。ちょっと菊池秀行を思わせる短編もあり。
収録作は多いが傾向としては統一感がある。
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発表時期を考えてもかなり古風な感じのホラー短編集。恐怖よりノスタルジーを感じさせる作が多いけど、確信犯でやってるんでしょうね。
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脱ぎ捨てる場所
獅子王 1989年1月
エイプリル・グール
獅子王 1990年5月
潮招く祭
獅子王 1989年11月
四角い魔術師
ショートショートランド 1985年5・6月
よけいなものが
ショートショートランド 1983年5月
天井桟敷
せる 1987年春季号
ロマンチスト
小説現代 1988年3月
俺たちを消すな!
獅子王 1989年6月
魔女の巣箱
太田出版「世にも奇妙な物語 D」 1992年10月
使者の待つ公園
獅子王 1989年9月
消防車が遅れて
ルパン 1981年秋季号
舞台恐怖症
小説現代 1990年6月
レッドキングの復讐
せる 1986年夏季号
シネマハウスで逢おう
daily an 1990年7月24日~30日
残されていた文字
せる 1987年冬季号
死霊見物
SFアドベンチャー 1988年7月
象のいる夜会
ショートショートランド 1983年11月
傀儡座
角川書店「異形博覧会」 1994年7月
カフェ・ド・メトロ
IN★POCKET 1987年3月
おどろ湯の事件
獅子王 1990年9月
十月の動物園
太田出版「少年時代 奇妙劇場 3」 1991年11月
とうにハロウィーンを過ぎて
せる 1988年春季号
海魔の吼える夜
獅子王 1989年4月
あとがき 井上雅彦
解説 菊地秀行
井上雅彦のシルクハットの中身