- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本
批判しているなら調べるべき
2022/12/25 17:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が外国放送受信部で勤務していた時の同僚の野村タチアーナの夫の野村三郎を2・26事件の関係者であり、「陸士卒のエリートで在ルーマニア大使館の駐在武官補」とあるが、実際は5・15事件で陸士を退校処分となって軍法会議で有罪判決を受けているので、任官以前の問題だ。釈放されてから満軍に在籍していたらしいが、陸士でロシア語を学んでいて成績が優秀なので、在ルーマニア大使館の武官室の嘱託か軍属になったのだろうか。ルーマニア語なら外語学校か在日ルーマニア人の個人レッスンでも受けないと学ぶ機会がないだろう。帝国陸軍の軍装と赤軍の軍装はカーキ色でも、野村三郎は国民服を着てルーマニアにいたら目立つだろう。著者は野村夫妻の発言を引いて、杉原夫妻を批判しているが、当時の関係者に取材して裏を取るとか偕行社や当時の防衛庁防衛研究所に問い合わせて野村三郎の経歴を確認しなかったのか。最低でも2・26関係の書籍で調べなかったのか。他の人では「漢奸裁判史」のような本を使って調べているのだから、不可解だ。
外国放送受信部の初期には「朝鮮王族の一員、元貴族院議員、元華族のお嬢さんなど」が在籍していたとある。誰なのだろう?外国放送受信部は内調が絡み、共産圏のラジオ放送を聞くのが仕事なので、主にロシア語か中国語か朝鮮語の聞き取りが出来るような人材を求めていて、日本語放送や英語かフランス語の放送を聴くのが仕事でもなさそうだ。「朝鮮王族の一員」となると出来る言葉から見て、ありそうなのは英王李垠が平壌放送を、李鍵公ならDDRのドイツ語放送を聴取していたのだろうか?
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |