紙の本
バルセロナ
2020/01/05 19:24
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
バルセロナオリンピックのころの本でしょうか。すごく若い頃に読みました。やはり、少女向けの本、という感想です。
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主人公の安奈はパリにバレエ留学中。古美術商の社長である父の庇護のもと、潤沢な生活を送っている。
ある日のレッスンの帰り、安奈は、バイクに乗った二人組が、男にナイフをかざしているところを目撃する。思わず助けにはいる安奈。襲われていたのは若く美しい青年だった。しかし彼は、「またいつかきっとお会いしましょう」という言葉と、不思議な紋章の入った鍵を残して姿を消してしまう。
安奈はこの魅力的な青年のことが忘れられず、残された鍵を唯一の手がかりに彼を探し始める。
ミステリアスな事件と恋愛とが絡まって、絶妙な面白さ。こういうのが好き。(単純な感想ですみません…)
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ちょっとした暇潰しの為に人から貰って一日で読んだ本。
何気に林真理子の小説は初である。
パリにバレエ留学しているアンナは、ある日街角で暴漢に襲われている美しい青年を見付ける。
助けようとして一緒に襲われそうになってしまうものの、何とか切り抜ける事が出来た。
その美しい青年の事が忘れられず、彼の落し物であろう『鍵』を大事に持っていた。
そんなアンナに、衝撃的な報せがもたらされる。
そしてアンナは美しい青年を追いかけ始めるが。。。
…
……
え〜っと、何これ?
超極論で暴論である事を承知で書かせてもらう事にする。
あらすじは
・お金持ちで才能に恵まれたけど実はちょっとした不幸も知ってる世間知らずのお嬢様がいました。
・そこへ白馬に乗った王子様の如く、とってもとってもステキな青年が登場。
・その青年は何だか謎めいていて、そこがまた魅力的!
・お嬢様は再び不幸になるものの、青年の事を考えれば生きていけるの!
・じゃあこの手元にある鍵を元に、彼の行方を追うしかない!
・友人の彼氏がたまたま紋章にスーパー詳しかったから、一発で鍵の正体が判明。
・その鍵で手にする事が出来た“とあるモノ”(一応ネタバレ防ぐ)。でも青年との奇妙な繋がりを感じるお嬢様。
・そこへたまたまお嬢様を愛する従兄がやってきた。その“とあるモノ”の正体をまたもや一発で解明。
・何か怖い人達(謎の団体)に急に囲まれる。
・従兄よりも謎の青年が大好きなので、従兄を置いて青年の元へ走る。
・謎の青年は実はいっつもお嬢様の傍にいたよ。
・結ばれちゃったよ。
・謎の青年が。。。
・おしまい。
こんなん。何か、中学生の女の子が夢見るお伽噺を、海外を舞台にして本にしてみました的な内容。
こんな都合の良い話は久しぶりに読んだ。
林真理子ってこんな薄っぺらい内容の本ばっかりなのか。そんな事は無いと思いたいが。。。
まあ暇潰しの為だったのでしょうがないか。
辛口になってしまいスイマセン。