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COMPETITIVE STRATEGY ― http://book.diamond.co.jp/cgi-bin/d3olp114cg?isbn=4-478-37152-0
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産業界と競争業者を抜かりなく理解するかどうかで成否が決まる経営者にとって、競争戦略は第一の関心事である。
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戦略を語るには一度は読んでおきたい本。5フォースがしっかりと書き込まれている。問題は少し訳でわかりづらくなっている点。時間はかかるけど、英文でも読んで、自分の理解に変化があるか、確認してみたい。
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企業の競争戦略を考える際の古典となる書籍。
社会人としては、自社の立ち位置がどこにあるのかを考えて読み進めることが大事だと感じた。
視点(状況)が変われば注意を引く箇所も変わりそう。
5つの競争要因(5フォース分析)
・新規参入の脅威
・既存競争業者の間の敵対関係の強さ
・代替製品からの圧力
・買い手の交渉力
・売り手の交渉力
競争における3つの基本戦略
・コストのリーダーシップ
・差別化
・集中
それぞれの持つリスクを理解することも必要
競争相手よりも優れている部分を生かして、その価値を最大化するように事業を位置付けることが必要である。そのために競争業者を分析することが必要になる。
競争戦略の策定にはマーケットシグナルをキャッチし、正確に読み取ることが必要である
業界環境のタイプ別に競争戦略を分けて分析している
・多数乱戦業界
・先端業界
・成熟期へ移行する業界
・衰退業界
・グローバル業界
戦略デシジョンのタイプ
・垂直統合の戦略的分析
・キャパシティ拡大戦略
・新事業への参入戦略
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年末年始こそ、重厚な古典に挑戦すべきと、戦略論の古典にチャレンジ。これがいざ読み始めてみると、思ったより読みやすく、一気に読了してしまった。
その業界の魅力度を測るために業界構造を分析する「5つの力」という本書の中核となるコンセプトは今更語るまでもないが、いざ原典にあたって感じたのは、業界構造に影響を与える様々な力学に関する網羅性の高さと、その背後にある経済学的なロジックの説明度の高さである。それ故、刊行から35年以上経過した現代においても、多少の事例の古さはあれど、そのベースとなる理論の力は一切古びていないと感じる。
そして、これを読むと確かにポーターは優れた経営学者であると同時に、優れた経済学者である(もちろん学位は経済学博士である)ということを再認識させられた。やはり古典は面白い、そして読むべき。
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「5つの競争要因:業者間の敵対関係・新規参入の脅威・代替製品、サービスの脅威・買い手の交渉力・売り手の交渉力」「互いに代々可能な製品を作っている会社の集団=業界」「3つの基本戦略:コストリーダーシップ・差別化・集中」
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・企業が競争力を高めるには、競合するライバルの動向に気を配る必要がある
UTは複数代理店制に向かう。よって、勿論気を配る必要がある。
・企業の基本的な競争戦略には「コストリーダーシップ」「差別化」「集中」の3つがある
UTにおいて、コストは難しい。うちの製品は基本そうかも。差別化がうちが取る基本戦略であることが多い。とすると、どこをどう差別化するかを考えなければいけない。
・業界構造の成熟度に応じて競争戦略を考えることで、ライバルに勝つ
UTはこれからの製品。アーリーステージから今年、次のステップにいくくらい。
・ライバルの動向を見極めることで、競争を避ける戦略を取ることもできる
入札したいのかどうか、という話
・新規参入の際には、先行するライバルの戦略を見極める
他の企業はどのような戦略でくるのか、確かにそこを見極めていく必要があるな
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ポジショニング戦略の大家による競争戦略についての本。業界(競合、市場)の特性を踏まえた戦い方について述べている。バーニーが企業内部を深堀したのとは対照的。1982年の発刊ながら、今でも読みごたえのある内容。
(1) 競争戦略のための分析技法
業界分析の手法や着眼点について非常に多くの内容が記載されており、やりだすとキリが無いという印象。不確実性が高くて変化のスピードが早い世の中であることに加え、業界の垣根が崩れつつある中ではなおさら。やはり戦略を考える上では、3C、SWOTで内外をざっくり俯瞰した上で、まずどんな戦略オプションを取りうるかケイパビリティにベースを置いて考えた方がいいと思う。ただし得られた戦略オプションに対して結論ありきにならず、各戦略オプションに対して業界がどう動くか仮説を立てて検証するのが大事かなと。自社の情報発信により業界の動きに影響を与えるマーケット・シグナルという考え方は初見でおもしろかった。
(2) 業界環境のタイプ別競争戦略
業界環境を市場のライフサイクルなどで数パターンに分類し、業界特性や戦略立案のポイントについて述べている。特に成熟業界への移行期、衰退業界など、逆風局面での競争戦略を深堀したものはあまり読んだことがなく参考になった。
(3) 戦略デシジョン
垂直統合、設備投資、新規参入などの戦略デシジョンについて述べている。特に気づきはなかった。
■キーワード
5フォース分析、基本戦略(コストリーダーシップ、差別化、集中)、マーケット・シグナル、製品ライフサイクル、イノベーション(製品、マーケティング、生産プロセス)
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いわずと知れたマイケルポーターの戦略の古典ともいうべき著書です。5 Force modelや基本戦略についての知識はあったものの、改めて460ページにもわたる原典を読んでみて、自分の理解を以下にまとめます。
・5 forceのモデルは結局は経済学の基本原理に基づいたものである。完全競争下での業界の収益率は政府長期債の利回りに等しくなるが、各業界の特性によって競争要因が異なるため、実際は収益率も異なる。
・3つの基本戦略も不完全競争化することによって収益性を高めることではないかと理解している。コストリーダーシップ:規模の経済性、習熟曲線を活用して障壁を作り、寡占市場化する、差別化:商品を差別化することで実際は独占市場に近い市場を作り上げる状況にする、集中戦略:業界内で競争のない市場セグメントを発掘し、やはり事実上の独占市場を作り上げる。
・競争業者のプロファイルなど外部の情報(競争業者がどう行動するかなど)が意思決定に重要だが、簡単には手に入らないので内外の情報収集のための継続的努力が必要。また自社が意識的にマーケットシグナルを発信することも大切
・競争構造は業界の成熟度やステージによっても動的に変わりゆくので継続的に5Forceの分析が必要。
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いわずもがなの経営戦略論の古典。
だが、すべてを読み通す必要性はないのでは?とも思う。
大学院時代の教科書。会社に保管。
[more]
(目次)
1 競争戦略のための分析技法
2 業界環境のタイプ別競争戦略
3 戦略デシジョンのタイプ
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151024 中央図書館
特効薬の処方箋が書かれているわけではなく、あくまで「理論の教科書」なのだが、意外に読みやすい。
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「よくもこんなにほぼ当たり前のことを体系だてて書くな〜」と感心します。この本はヘビー級なので一般にはお勧めできませんが、経営コンサルタントのようなお仕事をされているには読むべき一冊であることは間違いありません。
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自由競争社会における基本書。企業としての競争という視点で読むこともさることながら、個人の競争力という視点で読むのも面白いと思った。冒頭で著者自身が警告しているとおり、この本は斜め読みで理解できるほど底の浅い本ではない。繰り返し、噛み砕き、味わうだけの価値のある本と思う。
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企業のポジショニングについて書かれています。リソース的考え(アウトソーシング等)については書かれていません。
1.この本を一言で表すと?
・他社や業界の分析、予測をする方法体系
2.よかった点を3〜5つ
・5つの競争要因(p18)
→競争環境を分析するひな形としてわかりやすい。あくまでも分析方法。
・3つの基本戦略(p56)
→たったの3つ。よくまとめられている。
・成熟期へ移行する業界の競争戦略(p311)
→うちの会社があてはまるので興味を持てた。うちの経営者は本書をよんでない?
2.参考にならなかった所(つっこみ所)
・大企業にしか適用できない理論ではないのか?
・業界の分析に主眼を置いているが、自社内の分析は必要ないのか
・戦略ばかり考えていると、「お客様や社会への貢献」ということを忘れてしまわないだろうか
・環境分析は「5つの競争要因」だけでいいのだろうか
3.実践してみようとおもうこと
・経営者ではない自分にとってどのように戦略をいかすのか。次のように置き換える。
◆新規参入業者→新入社員、中途採用者 ◆供給業者→協力会社の人々 ◆買い手→会社の得意先 ◆競争業者→社内の同僚、部下、上司 ◆代替品→アウトソーシング先、機械化、自動化
4.みんなで議論したいこと
・上記つっこみ所に対するみなさんの意見
5.全体の感想
・戦略としては、「低コストは当たり前、差別化が重要」という風に感じました。
・図が少なく量も多く大変読みにくい。1回しか読めなかったが本書の価値を十分理解できたかよくわからないのが正直なところです。
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80年代に初版が書かれて重版してきているけれども、全体的に「古典」感がすごい。
物を作れば売れた時代の話。
「経済の歴史」を学ぶ人と、団塊世代の古き良き時代を回想したい人向け。
ビジネス書として読むにあたって、情報産業中心となった現代においては、これを読んだからといって新しい何かは生まれない。(温故知新、、あるかな)
それどころか、そもそも「競争」が前提だから、技術や情報を守らないといけない、みたいなことが書いてあって、知財戦略は別としてこれを今の企業(とくにスタートアップやユニコーンと呼ばれるような)でやるのは危険だと思う。
まさにタイトル通りブルーオーシャン戦略の真逆でした。