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「大草原の小さな家」の続版。遥かなる大自然の中で、大きく成長していくローラ。情景が目に浮かぶようで、夢中で読んだっけ♪
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ローズの物語、第2弾。
この巻からエイブとスワイニーの兄弟や隣に住むアルバなどが登場する。
スワイニーやアルバ、そしてポールやジョージと遊んでいるときのローズは
まだまだお転婆で、そういうところは母譲りなんだなぁという気がした。
そんなローズが町の学校へ通い出したころから何となく変化が見えてくるのが
成長の証というか、次への楽しみとなっていると思う。
前巻を読んだときから感じていたのだが
この話の作者はローラでもローズでもないのに
ローラが幼い頃から連綿と描かれ続けている物語との齟齬や
文体の違和感が殆ど感じられないのがすごい。
それは日本語訳に関してもそうで、福音館版の恩地三保子さん、
岩波版と『ロッキーリッジの小さな家』の谷口由美子さん、
そしてこの本のこだまともこさん、渡辺南都子さんと
多少雰囲気が違っていても、違和感を感じるほどの違いはなかった。
ローズの物語は、ローラの物語に比べて進むのが早いと思う。
この先、もっと成長したローズに逢えるのが楽しみである。
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物語の最後でローズは8歳。オウザーク丘陵へ引っ越して来て1年後の秋,収穫月が高々と照る頃まで。
新しい料理用ストーブの一件で,ローラってけっこう面倒な性格な人なのだなと思った。『大草原の小さな町』で学校から帰されたローラそのままだ。
学校に行きたくないローズ。ローズが学校の文庫から最初に選んだ本『革脚絆物語』を読んでみたい。
ただ,2冊目を読んでもローズがどんな人なのか今ひとつわからない。本人が書いたローラシリーズはもちろん,キャロラインシリーズでもキャロラインがどんな人物なのか生き生きとわかったのだが。