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紙の本
裏切りの恋の序章
2002/07/31 20:25
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投稿者:秋野そら - この投稿者のレビュー一覧を見る
イブの夜。由鷹の中の野獣を見た泉は、由鷹から逃げ出し、救いを求めたのは天野。すべてを天野にゆだねることに…。しかし天野の巧みな言葉に誘われるうちに、今まで感じたこともなかった感覚が芽生え始めた。それは、泉の中で眠っていた男としての本能。自分のことなのに、今まで奪われることしかなかった泉は、パニックに陥りながらも、天野の導きで男になった。
少し心に余裕のでた泉は、早速由鷹と仲直りする。「いつか抱かれたいと思う男になってくれ」と。そこで由鷹の出した結論は、従兄弟の瑠偉を呼び寄せることだった。また、泉より由鷹のことをわかっている人間の出現に、泉の心は揺さぶられる。
伊達との関係が危ういです。もう精神的にはドップリ深い関係にあるのに、体の方は中々先へは進めない。どちらも由鷹を裏切ることが怖いから。それは、体をつなげたら最後、二人の関係がどうなってしまうかわかっているから。お互いにおぼれてしまうことに戸惑いを感じているだけなのに、由鷹をダシに未だ結ばれることができない。苦しいです。イライラします。でも目が離せないのはなぜ?
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