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星野道夫さんの本を一冊選べといわれたらこの本をお薦めします。それまで未知の土地だったアラスカという国が形を取り始め、飽かず繰り返し読んだ本。
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やっぱり文句無しにいい。星野道夫さんの文章は、生命力と喜びにあふれていて、泣きたくなる。凄い好きだ。本当に素晴らしい。文章から匂いが伝わってくる。色が伝わってくる。空気が伝わってくる。本を抱きしめたくなる位幸せになる。
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星野道夫さんの本の中では一番好きな本です。旅に出る前と出た時のギャップ。一体何をしようとしているかという自問自答。そして圧倒される大自然。どれもが旅をした時に一度は感じる通過点だなあと自分の旅を振り返ります。
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1通の手紙から始まったアラスカのシュシュマレフ村での生活。
アラスカ写真家、星野道夫さんの原点と言えるんじゃないかと思います。
アラスカ好き、星野道夫さんの写真が好きな方へお勧め
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最初に読んだ星野さんの本。
アラスカに興味あるならば、まずはこれをオススメします。
冒険ぽくって大好きな本♪
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星野さんの本は、どうしてこんなにも心をとらえるのでしょうか。爽やかというのでしょうか、清々しい思いになるのです。
本に描かれている風景を私も実際に見ているようなそんな感覚になります。
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壮大な自然の描写に圧倒されます。自分のなんとちんまりした世界に生きているということを。
ほんと大阪の冬なんてあったかい。Tシャツ一枚で過ごせそうな気がしてくる。
それにしても星野さんに今のアラスカを伝えてほしかった。。
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今は亡き星野道夫のアラスカへの思いが濃縮されて詰まっている。
1980年代に言ってみれば“飛込み”でエスキモーの村に行ってみたり、一緒にクジラ漁に出たり、はたまたマッキンリーとオーロラを撮影するために真冬のアラスカの山の中に単独2ヶ月滞在したり、流氷をかき分けてカヌーで旅をしたり。
アラスカ人以上にアラスカ人になった星野道夫。
つらい事や危なかった事など山程あっただろうにそれにはあまり触れられていない。
兎に角、楽しくて仕方なかったという感じがヒシヒシと伝わる。
まるで自分もその横にいるかのよう。
息をのむような写真も差し込まれており、時代を感じさせない素晴らしい一冊。
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星野さんのことは知ってた。確か、子どもの教科書にも載ってたし、あの事故のニュースを覚えている。ただ、こうやって著書を手に取ったのは初めて。だから、星野さんについてはざっくりとした情報しか持ってなかった、アラスカなどで写真を撮ってる方くらいの・・。
少し前に、NHKBSだったか、星野さんが初めて滞在したアラスカの地に息子さんが訪れた番組を見た。そこで、星野さんがアラスカを訪れることになった経緯を少し知ることになった。
今回、この本を読んで、いろんな点と線がつながった気がした。
多様性に言及している部分は、自分でも書き抜いていたのだけど、小川さんも取り上げてくださってて、うれしかった。
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強い想いのひとだったのだな。読了後、しばしぼんやりしてしまった。
星野道夫さんの書いたものは、文春や新潮の文庫で細々ながら拝読している。が、今回読んだこれはその中でも若い時に書かれた部類に入り、後年の星野さんと違って、どこか、熱量だけが飛び抜けて高いような青年のすがたが感じられて(むろん、熱意だけで北極圏を、写真を撮って駆け抜けることはできないだろうが)、少しだけ身近に感じられるような気も、いっとき、した。
ただ、それでも、「森と氷河と鯨(新潮文庫)」から受け取らせてもらったような……何というか、いまはわたしたちによって追いやられ失われつつある、「神話ー生と死」が隣り合わせにあったころへの敬意、その萌芽はもうかれの中にあったように思う。だから、恐れることを嘲笑してしまうような、銃を持ってのしのし歩き回る現代人には到底入っていけない、ほんとうにひとらしいひとたちの心に、またわたしたちにも、痕跡を残していけたのかな、とも。
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今自分が生きている自然とは別の自然があり、世界がある。
その存在を知っているか、知らないかだけでも全く違う。星野さんの書く文章には、普段私たちが生活している上で忘れてしまう地球の美しさが十分すぎるほど伝わってくると共に直面している問題の意識までさせてもらえるから好きです。
人は生きている限り夢に向かって進んでいく。夢は完成することはない。しかし、たとえこころざし半ばにして倒れても、もしそのときまで全力を尽くして走り切ったならばその人の一生は完結しうるのではないだろうか。