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[ 内容 ]
物質主義から現象主義へと物理が大きく変容する今、日常生活のなかから広がる物理の新しい可能性にチャレンジ。
[ 目次 ]
第1章 流れ落ちる
第2章 吹き飛ばされる
第3章 かき混ぜられる
第4章 吹き上げられる
第5章 ゆすられる
第6章 粉粒体とは何か
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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単身赴任の中、自宅の断捨離対象になった。95年の本。
入社した数年目でむさぼるようにためになりそうでな本を読んでいた。
粉粒体の動力学について少し分かり面白かった記録が残っている。
今ならあまり関心が湧かない内容。勉強熱心だったんだと過去の自分に感心。
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粉粒体に関する説明も悪くないが,
個人的には最後の章の物理はどうあるべきかに関する議論が印象的.
メカニズムを理解しなくても予測・制御できたりするのなら,
メカニズムを理解しようとする学問は立場が悪くなる.
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導入部は確かに砂時計の話であるが、それはほんのさわりに過ぎない。
粉流体が「融ける」、「沸騰する」そして、「対流する」。粉流体の不思議な挙動が次から次へと登場し、その興味は尽きない。
終章では粉流体とは何か?から話は始まり、物理学とは?そもそもわかるとは何か?へと発展していく。
結局物理学では粉流体をわかってないというのが上梓時の現状であった様だ。多分、現在でもそれほど状況は大きく変わっていないと思われる。
粉流体を深く考えるキカッケとなる良書である。
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身近な現象の中に、物理で説明できること、できないことがあるのは面白い。現象主義的物理と、物質主義的物理について考えさせてくれる。
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随分前に読んで、この本棚には入れわすれてたなあ。とてもおもしろかった覚えがある。これ読んで、砂山崩しの算数の問題作った。いまだに受験直前に解かしてる。なかなかいい問題だと、自画自賛している。