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豊かさとは何か、考えさせられました。 父は「互いに守るべき人がいて、耕す土地があれば」それだけで豊かじゃないかと言います。確かに、シンプルにそんな物の考え方が出来たら、素晴らしいかもしれません。 父が身をもって息子に教える、生きることの厳しさ、死を受け入れることの大切さが、ひしひしと伝わって来ました。 子供に悲しい思いをさせると知りつつ、でも、それをやらなければならない親がどんなに辛いか・・・・・。そして、13歳の息子が、ちゃんとそのことを理解していることに感動しました。
この物語には続きがあります。 父亡き後、息子がどのように父の意思を受け継いで行くのか・・・。
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子供から大人まで全米で150万人が感動した大ロングセラー。
ヴァーモントの貧しい農家の少年ロバートを主人公に、土に根ざして生きる人々の交流と、動物たちへの愛情が生き生きと描かれる。誇り高い生き方を教えてくれた父の死により一人立ちしていくロバートの姿は、万人の胸に迫る
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子供から大人まで全米で150万人が感動した大ロングセラー待望の本邦初訳。ヴァーモントの貧しい農家の少年ロバートを主人公に、土に根ざして生きる人々の交流と、動物たちへの愛情が生き生きと描かれる。誇り高い生き方を教えてくれた父の死により一人立ちしていくロバートの姿は、万人の胸に迫る。
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主人公、ボブは、『質実の民』と呼ばれるシェーカー教の家庭で育ち、貧しいながらも父と農場の仕事をしながら生き方を学んでいきます。
お父さんが、全身全霊をこめて、
「大人になること。やらなければならないことをやるということ」を伝える姿には、胸が詰まります。
自分の先が無いと分かった時に、子どもに何を伝えるか。
親としての覚悟、強さを感じます。
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一人前になるということ
を教えてくれます
自分に子どもがいたら、高校くらいになった時に
絶対に読んでもらいたい本ですね
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しかし昔のアメリカ人?はワイルドというか、みな乱暴というか。神様~とかいって丁寧に話しつつ、リスをぶっ殺してお腹から木の実を手に入れたり。近所のおばさんは庭に入っただけで子どもをぶちのめしたり。丁寧口調で進むだけに、そういったギャップが怖い。しかしえらい良くできた主人公を見てると、こんな子いないわー、なんて家の子と比べてしまう・・
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1920年代、ヴァーモントの貧しい農家の少年ボブは、隣人の牛のお産を助けたお礼にもらった子豚を丹精こめて育てていた。だがやがて、誇り高い生き方を教えてくれた父は不治の病に侵され、さらに不妊症が判明した豚を殺さねばならなくなる。あまりにも大きな試練がボブに科せられた…生きることの喜びと悲しみが簡潔な描写で語られ、子供から大人までさまざまな感慨を呼び超こす現代の古典。