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花の色素に関する入門書。
化学的な知識がなくても、わかるように、説明している。
花の色は、フラボノイド、カロチノイド、ベタレイン、クロロフィル
の四大色素でできている。
水溶性と水に解けない色素がある。それをうまく使って、
色素を利用することができる。
野生の花は、白 32% 黄色 30% 青から紫 23%
でも日本人は、ピンクの花が好き。
クロロフィルは、銅で、定着する。
青い色素を取り出すには、ヤグルマソウから始まったが、
ツユクサの青色色素を取り出すのは、むつかしかった。
青い色になるには、
PH。金属説。補助色素。の三つが関連していた。
バラ➡アントシアニンとフラボノイド
ツユクサ➡アントシアニンとフラボノイドとマグネシウム
ヤグルマソウ➡アントシアニンとフラボノイドとマグネシウムと鉄。
アジサイが桃色と青色になるには、アルミニウムが関与していた。
酸性土壌は、アルミニウムを吸収させやすくなり、アジサイが青くなる。
モミジが赤くなるのは、離層形成と葉での糖分蓄積。
日温差➡それで、離層形成する。湿度。空気のきれいさ。
イチョウの黄色は、離層形成とクロロフィルの減少で、黄色が残る。
紫外線が、花の色とは関連がある。また、紫外線の通過を防止。
花の色は、遺伝子組み換えで、どこまでできるのか?
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花の色や香りがどのようにして出来るのか、分かりやすく解説。
せっかくなので、カラーの写真などがあった方が、分かりやすい。
また、分子構造も図示した方が、分かりやすいだろう。
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ブルーローズの花ことばは、
「不可能」「存在しない」だった。
ところが、
長年の努力とバイオテクノロジー技術の発達により、
2002年、世界で初めて青い色素を持ったブルーローズが誕生した。
なので、
ブルーローズの花ことばは、
「夢が叶う」「神の祝福」
と180度変わった。
この本は1996年に発行されたもの。
花の色はどうしてできるのかを、科学的に説明している。
花の色は、
フラボノイド、カロチノイド、ベタレイン、クロロフィル
の四大色素でできている。
野生の花は、白 32% 黄色 30% 青から紫 23%
白い花でも純白の花はないとのこと。