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この本は、少年部の保護者の皆さんにもぜひ一読していただきたい本です。
幼いうちから、筋力トレーニングとか、無茶なスタミナ稽古のしすぎは、成長期の段階で成長の妨げになるということをこの本では警告していました。また関節の使いすぎも関節を壊したりしてしまうそうです。運動をやった後は、睡眠などでよく休養をとり、筋肉を休ませてあげることが大事だそうです。これは子供だけでなく大人にも言えることだと思いますが。
確かに私自身も試合で勝たせてあげたいと思っているのは事実で、よくわかるのですが、子供さんよりも保護者の方が期待をかけすぎるという傾向がやはりあると思いますが、そういったことは子供にはかなりのストレスがかかったり、燃え尽き症候群に陥ったりするようです。小学生のうちは「空手は楽しい」ということを分からせてあげるのが一番望ましいと思います。
無茶な練習を重ねていくよりか、自転車に一度乗れたら一生乗れるように、子供のうちに正しい体の使い方を学んで、大人になってそれが空手をはじめ、他のスポーツに生かせるようになる方が望ましいと思います。