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清水のパスティーシュここにあり。底本の雰囲気をよく残しつつユーモアたっぷりに仕上げてある。まだバブルの余韻残る時代に書かれたものらしく、懐かしい気さえする。面白かった。
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表紙ほど中身が良いわけではなかったので斜め読みで読み終わったことにする。
「源氏物語」や「奥の細道」はパロディとして楽しめたんだけど、「徒然草」のような作者の現代社会批判みたいなのは、「こういうのを求めてるわけじゃあないんだよなぁ」という感じ。
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清水義範 「 日本文学全集 」古事記、源氏物語、平家物語、徒然草など古典文学の雰囲気を感じる本。ふざけすぎて 中身はないが、古典文学の空気感は伝わる。
古事記
*神と国が 次々と 生み出される面白さ=日本人の創世記→ 神や島が生まれる順序、名前の意味を考える
*海をかき回し島ができる〜他の天地創造物語と読み比べ
徒然草
*男性作家のエッセイ=徒然草→世の中への説教→自分が利口→知性自慢
*女性作家のエッセイ=枕草子→センス自慢
*無作為風の作為(無計画のようで緻密な計算)