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ながのさんの書く少年に憧れずにはいられない。何かに縛られながら何かをしようともがく少年たちに自分を重ねてせつなくなってしまう本。
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大好きです。すごーく読み応えがある。最初はただわけがわからず、何のこと?何のこと??と思いながら読み進めていくと、少しずつ色んなものが見えてくるこのスリルったら。ビルディング内部や主人公たちの生活ぶりの描写とかもなんかもうリアルで素敵。すばらしい世界観。
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目を閉じた瞬間、なくなってしまいそうなほど不安定なんだけれど、もう二度と、お互いの手を離せなくなるほどかけがえのない。そんな二人に切なくなります…!
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近未来・テレヴィジョンに囲まれたビルディングで生活する少年達。
アナナスの手紙は、《碧い惑星》に住むママに届いているのか?
ラストがとても切ない。
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一番好きな長野作品oアナナスの無邪気さや少年たちの奔放さoそれとは対極にある、閉塞感o作品全体に漂っている絶望の表現が何とも素晴らしいo
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ビルディングの中、完全に密閉された世界に生きる少年たちはまだ見ぬ碧い惑星に住む「パパ」と「ママ」に憧れていた――。
長野さんの最高傑作、だとあたしなんかは思ってます。今までにもこれからにもこれほど好きな本は出ないと思う。
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数ある長野まゆみ作品の中で1、2を争うほど惚れ込んだ作品。出だしは主人公の日記と云うかそんな雰囲気で始まるのに、後半へ向かう内に徐々に物語が加速してゆく。「己とは何か」と云う出口のない迷路のようなテーマを掲げている作品が多い作者の作品の中で、これが一番活きているように思う。
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テスト前日の夜に手に取ってしまったのが運のつき。上下とも一気に読みました。何が現実なのか、不思議な浮遊感に襲われます。
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一番好きな長野作品は? って訊かれたら、もしかしてコレかも知れない…と思うぐらいツボでございます。何て言うか、名前がカワイイなと(笑)。アナナスって確か、パイナップルの事ですよね? 調べたらドイツ語だった。私、学生の頃ケーキ屋でバイトしてたから。アナナスっていう商品あったのよ〜。
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久しぶりに読んだ長野作品。これまで読んだものは、内容はさておき文章の美しさ、世界観の透明度などに魅かれがちだったが、これは内容もおもしろい。
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初の長野まゆみさん作品。独特の雰囲気が素敵でした。:ビルディングと呼ばれる場所でのピュアな少年たちの物語で、主人公のアナナスは味覚が無く、友人のイーイーはヴィオラという精油を飲まなければ生きられない。謎を抱える少年達と、謎のビルディングの物語。
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アナナス、イーイー、シリル、ヴィオラ、ロスマリン、ゾーンイエロー、カナリアンビュー…単語のきれいさは一等だと思います。読みながら喉がつっかえる気持ち。
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私は上巻の色合いの方が好きです(オイ)アナナスの手紙と普通の生活の様子が殆どだった気がします。子犬のサッシャとアナナスが一緒に居るところが可愛いのだけれど。全体的に靄が掛かっている、初期長野作品に良く見受けられる雰囲気で好きです。基本的に謎の提示がメイン。でも、下巻で明かされるかと言われればそうでもない。
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イーイーがとても切ない。だけど一度さらっと読んだだけでは理解しきれてない部分もあって、でも2度読み直すのはしんどいかなぁ〜・・・。
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未来都市であるビルディングの閉塞感、魅力的な少年たち、終末感と憧れの「碧い惑星」。素敵です。上下巻。