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澁澤晩年の著作。
とかく独特のイメージがつきまとう著者であるが、いかに真っ当な人間であったかが伺える本文。
澁澤ブランドを敬遠してきた方に。
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旅行に行くときに持って行きます。
装丁も図版も美しくて、しかも持ち歩ける大きさ・重さというのが秀逸。花にちなんだエッセイも、旅行の移動中に読むのに丁度良い具合。
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文学的モティーフとしての花を導きの糸にして、優雅に展開されるテクスト世界の逍遥。豊富に挿入された、博物絵のカラー図版も美しい。
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<poka>
花の挿絵がきれいです。
オリジナル版(1987年・ハードカバー、函付き)の入手をおすすめします。
<だいこんまる>
このひとってサドの人だっけ?
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たいへん美しい花の本。
コピーをそのままにご紹介。
「水仙・椿・薔薇・コスモス…「龍彦の国=ドラコニア」に咲く25の花々を描いた、生涯の最期を飾る優美にして閑雅な博物誌、東西の植物画75点をオールカラーで収録。」
読まないではいられないはず。
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本当はハードカバーの箱入りのものを紹介したかったんですが、絶版らしいのでしょうがない。
挿入してある図版がとても美しい澁澤龍彦さんのお花のエッセイ集です。
心が安らぎます。
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花について綴られた博物誌。古今東西和洋中問わず様々な分野から花についての記述が引用され、花の持つイメージを感じ取ることができます。八坂安守によるボタニカルアートが文字通り花を添えており、眺めているだけでも楽しい。
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晩年に書かれた植物をモチーフにした随筆集。独自の美意識で語られる花のエピソードはどれも印象的で、読む図鑑といった感じです。挿入されているカラー植物画も素敵。
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水仙、椿など25種のフローラについてのエッセイです。
文章もさることながら図版がとても美しい、
読んでも観ても楽しめる1冊です。
鹿児島大学スタッフ(木)
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澁澤のフローラに纏わる文章は勿論のこと、挿入されている精密で繊細な植物画にしても、なんて美しい本なのだろうと幸せな溜め息がつい漏れてしまう本だった。で、ついつい欲深くなってしまうのだけれども、個人的に気になっている、なんて事も無い花「ツツジ」を入れて欲しかった。蜜が甘いツツジ、意味不明に街路樹としてそこら辺に植わってるツツジ、漢字で書くとひたすら難しい躑躅。前に一度、道に迷った時に見た、丸く刈られて群れを成したツツジに黄泉の世界の妖しさを感じた事があり、それ以来密かに魅せられている。
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きれいです、好きです。図版もそれぞれ美しい。それぞれの花について書かれている内容は、まさに澁澤龍彦、他には代えられません。ということで、花が好きで本が好きな人には、プレゼントすることにしています。
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花1つ取っても東洋と西洋の嗜好には、似ている所がありつつも
根本的に異なるものがあるようです。それが何だか分かりかねますが。
生物、特に植物を専攻している私には
花の姿を材料として観察するようになっていたので
こういうありのままの姿を聴くことがとても楽しく感じられた。
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肩の力が抜けている。
図版も美しい。
龍子夫人がお好みなのも肯ける。
花というのはやはり猥褻な存在だ。
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植物、特に花に関するエッセイ集。
収録されている図版が繊細で美しい。澁澤龍彦の端正な文章と相俟って素晴らしい1冊に仕上がっている。
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25種の花とその思い出。
異国の神話から身の回りのお話まで、とても幅広く短く纏められています。花の絵もたくさん載っているので、説明文の通り小さな博物誌です。