投稿元:
レビューを見る
子供ん時、この本に出てきそうな職人さんが爺ちゃん家によく来て怒鳴りながら笑ってました。爺ちゃんも婆ちゃんも職人さんも、もうこの世にはいないけどもう一度会って怒鳴られたいです。今なら素直に話聞けそうだから。
投稿元:
レビューを見る
職人さん達の言葉を集めた本。
職人さん、今はどれだけいるもんなんだろうか。
おじいちゃんおばあちゃんの世代の人達ってみんな素敵だ。
近所で、しかってくれるうるさいジジイがいない今、この本を読んで、反省しようと思う。
投稿元:
レビューを見る
【2008/7/21】
かつて日本にいた職人の考え方を紹介する本。職人は仕事そのもので勝負する。だが作家ではない。現代では職人という階級が成り立たないと嘆く。
投稿元:
レビューを見る
----------------------------------------------
▼ 100文字感想 ▼
----------------------------------------------
プロとはなにかを教えてくれる。日本人なら誰でも、あ
こがれカッコいいと感じる美学のようなものが職人には
あると思う。ものをつくる人の職人魂がとても大事な時
代。売れるから、儲かるからはちょっと違う気がするな。
----------------------------------------------
▼ 5つの共感ポイント ▼
----------------------------------------------
■感動するってことは、知らないことを知ることじゃない。
どこかで自分も知ったり考えていたことと、思わぬとこ
ろで出くわすと、ドキンとするんです
■奈良の正倉院はデザイナーがつくったわけじゃない。
あのときの職人の知恵でつくったわけ。そういうものは
残っていくんだろうねぇ
■値切るってのは品がないよ
高いと思ったら買わなきゃいいんだ
■百姓ってのは、百種類の作物をつくれる職人のこと
なんだってさ
■うなぎを焼くのは身を焦がさないようにタレを焦がす
のがコツです
投稿元:
レビューを見る
銀閣寺の庭は将軍が見ていたのと同じ庭です。と言い切れる職人技おそるべし。
職人と作家の違いとか、今回もサクッと読めるけど考えさせられること多し。
投稿元:
レビューを見る
他人と比較してはいけません。その人が持っている能力と、その人のやったことを比較しなくちゃいけません。そうすれば褒めることができます。
投稿元:
レビューを見る
[「何かに感動するってことは、知らないことを初めて知って感動するってもんじゃございませんねェ。
どこかで自分も知ってたり考えていたことと、思わぬところで出くわすと、ドキンとするんでさァね」]
投稿元:
レビューを見る
職人さんの言葉って、歴史に残る名言のような洗練された美しさはないけれど背筋が伸びるような、そして骨太な芯がある。「職業に貴賎はないとおもうけど、生き方には貴賎がありますねェ」とか、ね。
投稿元:
レビューを見る
「ゆっくり喰ってると口の中でウンコになっちゃうぞ」
「何かやりましょうかじゃねぇ。やる事めっけてさっさとやれ!」など、今や爺さんにも云われない職人語録がうじゃうじゃです。しかし、人を育てるっていう大切な事を気付かせます。
あまり大人に怒られなくなった大人へ。
投稿元:
レビューを見る
相当に腕のいい職人だったそうで、何年でもお客を平気で待たせたり、またお客ものんびり待っている、好き勝手に生きて祖母にさんざん苦労をかけて、ボケて死んだ後まで法事の度に大雨やらかんかん照り、と親戚たちに言われていた祖父。血は繋がっていないし、顔も知りませんが、まあエピソードにことかかない人なので話のネタに重宝させて頂いております。そんな人達が満載…というわけでもなく、もっとまっとうな職人の話がたくさん。みんなが職人だったら、世の中もっと自由でしょうね。
投稿元:
レビューを見る
職人と作家は違う、ってこと、初めて知った。
作家になると、その作品はもう伝統工芸にはならない。職人の作る商品には、無名性のさわやかさがある。そう述べられているのが印象的だった。
投稿元:
レビューを見る
職人さんの言葉には”真実”がある。
まさしくそれは、職業ではなく”生き方”だからなんだろう。
だから私は職人さんが好きなんだ。
投稿元:
レビューを見る
[ 内容 ]
「職業に貴賤はないと思うけど、生き方に貴賤がありますねェ」―モノをつくる職人さんたちだからこそ言える知恵に満ちた言葉の数々。
そして、対談・インタビュー、講演録などで構成する紙上バラエティ。
『大往生』『二度目の大往生』に続く、ご存じ永六輔ワールド第三弾。
著者いわく、「私はこれを一番書きたかった」。
[ 目次 ]
1 語る―「生き方には貴賤がありますねェ」
2 怒る・叱る―「怒ってなきゃダメだよ、年寄りは」
3 つきあう―「必要なものは高くても買うのが買物です」
4 訪ねる―「使い込んでこそ美しい」
5 受け継ぐ―「職人大学学生諸君!」
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
投稿元:
レビューを見る
結局、職人とはどうあるべきかということは、自分自身で決めるものなんだと思いました。『職人よりも芸術家になりたがる人が多い』と書かれてますが、ある程度腕がついてきたら自分を表現したいと思う人が出てきても、僕は違和感は覚えません。昔も今も変わらない価値観だと思います。時代に沿って育てた職人は、時代が必要とする職人になるはずです。自分を磨いた上での自己満足が人を育てるってことでしょう。
投稿元:
レビューを見る
職人カッコいい。
自分も、
「誰某というえらい人がいてね…」
なんて言われなくて良いから、成果を残したい。
できれば、自分が手を引いた後もそこからまた成長していってほしい。