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紙の本
フレームからはじめるドールハウス
2001/04/23 18:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:瀧澤崇子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『連載コラム:魅惑のドールハウス』はこちらから。
「おおがかりなハウスを作るのはまだちょっと……」
と思う人は、フレームタイプの作品からとりかかってみてはどうですか?
この本は、写真立てのようなフレームの中に作るドールハウスを紹介しています。紳士服屋さんやカントリーストア、バスルーム、テディベアのボード、カップボード、クリスマスデコレーションなど、約40種類が紹介されています。フレームタイプですから、どの作品も壁や棚にちょこっと飾っておけるものばかり。本格的なドールハウスよりもぐっと短時間でかわいらしい作品が作れます。
それぞれの作品は作り方が載っていますが、作り方を細かく紹介するというよりも、作品を数多く紹介して、どんなフレームを作ろうかと、イマジネーションを高めてくれる本といったほうが合っているでしょう。
ドールハウス作りの難しさは、それぞれの小物を作ることもさることながら、なにをどう組み合わせてどんな作品にするか、全体のイメージを考えるところにもあります。その点、この本では、花を扱った作品でもガーデニング、花屋、花のディスプレーと何種類かありますから、見ているうちに発想が広がって、自分が作りたい作品のイメージが見えてくる……といった感じです。
もちろん、掲載作品とまったく同じものを作ってみるのも楽しいです。各作品ともに、作成のポイントが紹介されていますから、そこを押さえて作ると良いでしょう。
「市販されているドールハウス用のフレームって高いのよね?」
との心配もいりません。本書に掲載した作品は、フレームの作り方も載っているのです。ちょっとした日曜大工のノリで作ってみれば、これもまた、オリジナルフレームがどんどん作っていけるようになるはずです。写真たてのフレームと比べると、少しばかり奥行きがあるのがドールハウスのフレームですが、自作できれば、縁にデコレーションしたり自由な大きさで作るといった楽しみが増えます。また、工作道具に慣れることは、今後ハウスタイプのものを作ったり、苦手な家具を作るときにも役立ちます。
ドールハウスの世界を手軽に体験できるフレームタイプ。その魅力を本書から存分に味わってみてください。
『連載コラム:魅惑のドールハウス』はこちらから。
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