紙の本
お馴染みのストーリーを見事な筆致で描く
2016/12/19 21:48
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投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る
長靴を履いた猫はいろいろな方が描いていますが、ブラウン版を読んでみました。
お馴染みのストーリーですが、ブラウンの味わいのある絵がお話を引き立てます。
それにしても、ネコが長靴を履くって、そこからもう不思議ははじまっている。
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形見分けで猫一匹しかもらえなかった粉屋の末息子。けれどこの猫が、知恵と行動力で末息子に幸運をもたらします。題材によって画材もタッチも変えるマーシャ・ブラウンは、この絵本でも、お話にぴったりの絵をつけています。王さまとお姫さまがゴーヂャス!この色使い、大好きです。
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申し訳ありません、現在品切れ状態です。
購入できません。20130618
復刊ドットコム
http://www.fukkan.com/
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN15613472
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手に取る機会があってよみました。
むかし、あるところに、ひとりの粉屋がいました。
その粉屋が死んだとき、三人のむすこにのこしたものといえば、水車小屋と、ロバと、ネコだけでした。
いちばん上のむすこが水車小屋をとり、二ばんめのむすこがロバをとったので、すえむすこには、ネコしかのこりませんでした。
すえむすこは、がっかりしましたが……。
そうそう、カラバ公爵だった、と読み進めます。
いつどの絵本で読んでもらったのかは覚えていませんが、おしゃれであたまのいい話だなぁと思った覚えがあります。
それは新鮮なおもしろさでした。
これはマーシャ・ブラウンの絵で、線がふわふわしていて輪郭がはっきりしないけれど、やっぱりすてき。
ネコが人食い鬼の城に向かうページが絵画のようで、ほうっとします。
西洋の鬼が変身した後の姿で描かれていたので、元の姿がどんな風だったか見てみたかったです。
文章は長いけれど、さらさら流れるように読めて、ほれぼれします。
石井桃子さんの解説が1枚ついていて、マーシャ・ブラウンさんが大柄であったことと、来日時に尺八を求めたというのも初めて知りました!
文章も絵も大人びているので、小学生から。
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1953コールデコット賞受賞作品
「お父さんが死んでしまったあと、無一文になった若いご主人のために、機知に富んだ一匹の猫が大活躍。ご主人様をとうとう侯爵さまにしてしまう痛快なお話を華やかに描いた絵本。」