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図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
追手は迫っていた。深手を追いながらも、「誰」は幼子と二人で氷原を歩きつづけた。故郷まであと数日。そのとき、息子が何者かの手によって連れ去られた。一体どこへ?愛しあう者たちは永遠にすれ違うのか。謎のシャーマン。権力への野望に燃える男たち。巧みな駆け引きで身売りする女たち。生存と統治をめぐる争いの中で、物語はクライマックスを迎える。
3部になったらとたんにだれてしまってなかなか読めませんでした(涙)
やっぱり「黒曜石」と「誰」が主人公ではない人間関係の陰の部分は読んでいて嫌なのよね。
とくに「哀れみ」と「大鴉」の二人はぞっとする。なんだろうね?あの粘着気質。
クジラ狩り族の逆恨みも不愉快。
でもそういう人間っているんだよなぁって感じだから物語になるんでしょうが正直読むのが辛かった。
最終的にほっとする場面でエンディング。
それで良しとしないとだめかな。
次ソング・オブ・ザ・リバーです。
Brother Wind by Sue Harrison