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図書館にて。
設定は最近ありがちな登場人物がリンクしている短編集なんだけど、
半分日常の裏側に足を踏み入れてしまったような、
独特の雰囲気が好きだった。
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二回も読んだ、というか読まされたのに最後の「少年」ところで混乱してしまった。色んなことを匂わせながら、はっきりとは繋がりを指摘しないところがあり、人物相関図を書いて読んだ。時間軸も様々なので、多分もう一度トライするかも。なにか命の希薄さが漂う人たちの、投げやりな生き方になぜか引き込まれる作品でした!
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連作集。
★再読―――――――――――――――――――――――――――
ニューミュージック 愛をよろしく/富沢一誠
18
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短編集かと思ったら、連作になっていた。
武上英夫はタクシードライバー。
彼が40歳から41歳になる間に、彼の周りで起きた群像劇。
放火、自殺、殺人未遂…等の出来事が、日常の中で自然に起きてくる。人の「バニシングポイント」はそこらに転がっている。
劇をつなぐ重要な人物として登場する、少年と呼ばれる若いやくざ、健次郎がいう。
「この世界は幾つもの世界に分かれていて、たいてい人はそこから出てゆきたがらないし、事実、行ったりきたりはめったにない。」
「ところがあんたは、何もわからずに自分の世界を踏み出そうとしている」
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連作短編集。
そうとは知らずに読んだので最後にあっと驚く事件に繋がり思いもよらない結末になると期待しすぎてしまった!!
人の気持ちは思い通りにはならない。自分の気持ちさえ扱いきれないのだから。
そんなお話たち。