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紙の本
「改善」への希望や指針の詰まった一冊
2001/10/30 11:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:3307 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最寄りの病院に気軽に通えますか? 私の場合は、正直、言葉に詰まってしまいます。自宅から、病院まで距離があるのは、まあ仕方がないのですが、いざ足を運んでも数時間待たされる「恐怖の待合室」を完備しているものですから。そんな状況ですので、ちょっと風邪をひいたくらいなら、待合室で長時間待つより、栄養と睡眠に気をつけて自力で治す方が治りが早い気がして、病院には行きません。かといって、熱があって体を起こしているのもしんどい時には、あの場所で長時間待っていられるほどの体力が残っているはずもなくて、この場合も行けません。結局、病院から、年々足が遠のくことになりました。これは、現在の日本が抱える医療問題への、極めて消極的な、私なりの対応です。
もっとも、重い病や傷を負った時には、こんな方法は取れません。では、どうしたらいいのか? 正直な話、私には解決策はありません。
しかし、本書で対談されている、日野原さんと犬養さんは違います。具体的な問題点と、その根深い原因を見定めた上で、希望を語られます。その言葉を読み進むうちに、「やる気にさえなれば、明日からでも医療関係の問題全般を解決できるのではないか」、「問題点も解決策も判明している以上、あとは実行するだけじゃないか」って、そんな希望的な錯覚さえ持つに至ります。
医療の問題に直面して、希望が枯渇した方に、そっとお薦めしたい一冊です。
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