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2009年6月17日
有栖川有栖の雰囲気はつかめたような気がする。
読みやすいけど、やっぱりミステリは長編がいいな。。
とはいえ幽霊刑事は微妙でしたが。あれはミステリじゃないしな。
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202003176再読。とても久しぶり。
ダイイングメッセージものがやたらと多い短編集。国名シリーズ一作目がこれだったんだ。
【動物園の暗号】…ダイイングメッセージの暗号もの。
こういう趣味、自分が高校のころにやらかした黒歴史の覚えがあり、思い出すと叫びたくなってしまう……。
最後の一文がオチとしてとても面白かった。
「赤い稲妻」の最後の火村のセリフも、皮肉が聞いてるオチで好き。
【屋根裏の散歩者】…これもまたダイイングメッセージもの、というか暗号というか。
ちょっとギャグっぽい。「老人のしゃれだな」とか。
火村の暴走がかなりのもので、船曳警部もよく付き合ったな、というか、
このあともよく現場に来るの許すよな、というレベルでは?
でも、「こいつだ、と思ったらつい」というのは火村のパーソナリティを読者によく示している気がする。
かなり初期の作品だし。
【赤い稲妻】…一番好き。トリックがすごいと思う。
かなり久しぶりの再読だけどとても面白かった。
犯人があまりにも卑劣で残酷で、淡々と問い詰める火村先生冷静でよかった。
【ルーンの導き】…ウルフ先生初登場。この後出てきたことあったっけ?
同僚と軽い調子で話す火村先生、というのが新鮮だった覚えがある。
ダイイングメッセージとしては結構厳しいものがあるような。
【ロシア紅茶の謎】…表題作。これもトリックが印象的で、初めて読んだ時から色あせない。
ところで、他の作品のネタバレにもなりそうだけど、
アリスがやたらと「美人だ美人だ」とほめる人ってたいていろくなことにならないような。
まあ、ミステリに出てくる美人は何かしら裏があるのがお約束とは言え……。
アリス、女を見る目が全然なさそうだな。
【八角形の罠】…久しぶりに読んで、記憶があやふやなので「読者への挑戦」に挑戦してみた。
犯人、トリック、ともうすぼんやりながらあてられた。
あやふやな記憶がつながっただけかもだけど。
というか、二人目の被害者の死に際のセリフで、ほとんど全部わかる気がする。
有栖川先生にしては優しめの謎では。中編で、犯人あて舞台のノベライズというのもあるかもしれないけど、
学生シリーズの緻密さとはちょっと違う作品という印象。
今読み返すと、火村英生って結構マイルドになってきたんだなあと思うなあ。
最初のころやっぱ結構「やばいやつ」ぽさがあったというか。
当時も紳士だけど、今の方がよりジェントルだな。
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国名シリーズ一作目。
『動物園の謎』『屋根裏の散歩者』『赤い稲妻』
『ルーンの導き』『ロシア紅茶の謎』『八角形の罠』
の六編を収録。
実はあんまりよく覚えてない(´ω`;)
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正統派本格短編ミステリーの国名シリーズ第1弾。
臨床犯罪学者!?火村と、推理小説家有栖川シリーズ。
考えるポイントはあってて大体の流れはかするんだけど、正答を導くのは
やっぱり難しいのぅ・・・
まぁどだい、フィクションなんで冷静に考えたらかなりの偶然性に支配される
トリックばかりだけど、そのあたりのさじ加減というか誤魔化し具合が絶妙だなぁ・・・
表題作のトリックは・・・恐ろしい・・・
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初の短編集で初の火村&アリスコンビ短編で
更に「国名シリーズ」でもあるらしい。
有栖川氏は90年代のクイーン”といわれてるらしいけど
エラリー・クイーンって読んだ事ないからわからない(^◇^;)
今回も見事に騙された。いや・・・さっぱりわからんかった。
所詮アタシに推理は無理なのよ。
とにかく事件が起こったら、誰が?何のために?どうやって?と
結論が知りたくて読み進める。
で、そういうことかぁ〜(゚O゚;と驚く。
暗号、密室、ダイイングメッセージ、読者への挑戦状
推理好きなら喜ぶところなんじゃないのかなぁ〜
やはり火村&アリスコンビは楽しい。
アリス向きの事件だって言われていても
解決するのはやはり火村先生♪
アリスの小説家の目から見た素っ頓狂な推理も楽しい。
表題作の他『動物園の暗号』『屋根裏の散歩者』
『赤い稲妻』『ルーンの導き』『八角形の罠』を収録
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短編なので手軽にさくさく読める。
天王寺動物園とかオクトホールとか、実際に訪れたことがある場所が舞台になるのはわくわくするし、有栖と火村先生の会話は学生時代にもこんな風に喋っていたんだろうな、と思えるもので楽しい。
次はぜひ長編を読みたい。そしてエラリー・クイーンも!
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人気があるらしいんだけどね、有栖川有栖って。んん、トリックばっかりってしか、私には思えないよ。トリックにひかれる人にはタマランのかもしれないが、それだけじゃんって思ってします。「名探偵コナン」と似たようなトリックがあったりして(でも、コナンの方があとっては認識してるよ)まあ、そういうのはヨシとしても、火村有栖川のコンビがつまんないのはどうしようもないでしょ。(爆)
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中毒死した男の紅茶から青酸カリが検出された。どのように毒はカップに盛られたのか?6篇を収録した「国名シリーズ」第一弾。奇怪な暗号、消えた殺人犯の謎に犯罪臨床学者とミステリ作家が挑む!
意外な結末ものからロジックものまで^^
ちょっとライト感が他の作品に比べて強い?
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作詞家が中毒死。彼の紅茶から青酸カリが検出された。どうしてカップに毒が? 表題作「ロシア紅茶の謎」を含む粒ぞろいの本格ミステリ6編。エラリー・クイーンのひそみに倣った「国名シリーズ」第一作品集。奇怪な暗号、消えた殺人犯人に犯罪臨床学者・火村英生とミステリ作家・有栖川有栖の絶妙コンビが挑む!
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今さらレビュー。作者がまだこの二人に慣れてないのか、会話の白々しさが気になる。仕草も芝居がかってるというか、ぎこちない感じ。
人間の心理や好奇心とトリックをうまく織り交ぜていろいろ生々しい。暗号を使い、ダイイングメッセージを使い、間取り図を使い、「これが本格ミステリだっ!」と言わんばかりの謎解きオンパレード。どのトリックもぱぱっと推理できないほどに練りこんでいる分、キャラクターたちが置いて行かれてるようにも見えた。ただ、重くなりかねない話を滑らかにしてるのもキャラクターたちであって、火村とアリスの謎解きをこの先も見て行きたいと毎度思うのです。
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これはコミックスのほうの印象が強いかな…。
基本的に有栖川先生の短編はあまり得意ではないので、なんとも。
(でも火村先生が好きだから読む!)
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犯罪臨床学者・火村英生とミステリ作家・有栖川有栖のコンビが謎に挑む、6話からなる短編集。
暗号はどれも難しくて、私にはさっぱりわかりませんでした。
「八角形の罠」はぜひお芝居で見てみたかったです。
ところどころ、ん?と思うところがあったりもしますが、このコンビのテンポのよい掛け合いは楽しいですね。
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ダイニングメッセージの解読、殺人トリックの推理、これぞミステリー小説。
サクサクと読めてしまう1冊です。
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エラリー・クイーンの国名シリーズをトリビュートした著者入魂の新国名シリーズ。こっちは短編集だけどね。
短編ゆえ、アイディア一発勝負のパズルストーリーなので、軽さは否めない。でもこれだけ能天気にトリックを連発されるのは結構気持ちのよいものです。
著者の真骨頂は、やっぱ長編。「双頭の悪魔」とか、相当おもしろかったものね。
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短編集。暗号や本格的な推理物に犯人当てなどいろいろなミステリが楽しめます。犯人当てはなんとか当てられました。