紙の本
英国の幽霊屋敷と不思議な人々。
2002/06/23 16:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
エドワード5世など歴史の闇に消えた人物、ガブリエル卿など死霊と交流した人物、ボーリー司祭館などの幽霊が棲み付く館、エミリ・ブロンテなどの英国女性たちを取り上げた本。
19歳でフランケンシュタインを書いたメアリ・シェリーや、兄との近親相姦の疑いがあるエミリ・ブロンテ(嵐が丘の作者)の話、1889年のパリ万国博覧会での母親消滅事件などが面白かった。オカルトだけでなく、歴史についても知ることが出来る。
投稿元:
レビューを見る
つい買っちゃって、つい気を詰めて読んでしまった(笑) 桐生操の一連の作品は、読みやすいけど、ちょっと考えさせられる部分もあって、そういうところが人気の源なんだろう。で、これも面白かったよ。しかし、イギリスって幽霊が多いよなぁ。妖精もいるらしいし。ストーンヘンジもあるし、ミステリーサークルもイギリスが最初だった記憶がある。イギリスには、そんな不思議な磁場みたいのがあるのかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
「イギリス不思議な幽霊屋敷」2
著者 桐生操
出版 PHP文庫
p252より引用
“イギリスには「幽霊一覧表」などという本があって、
この世に化けて出る千人以上の幽霊たちの名前が、
リストになっているという。”
女性二人組みである著者による、
イギリスに実在した人物達の怪しいエピソードを紹介する一冊。
王侯貴族から映画女優まで、
はては魔術師まで出てくるイギリスの、
怪しげな話に対する嗜好の強さが伺えます。
上記の引用は、
あとがきの中の一文。
幽霊や悪霊についての書物ならば、
日本でも数多く出版されていますが、
どちらかと言うと妖怪に関する物のほうが、
多く出されているのではないでしょうか?
特に今は、
水木しげる先生の事を取り上げたドラマのおかげで、
妖怪は注目を集めているようです。
観光資源になっている所も、
イギリスと似ているのではないでしょうか。
怪しい話が好きな方に。
ーーーーー
投稿元:
レビューを見る
英国の不思議で恐いお話がいっぱいです。英国の歴史を別の角度から、それは霊媒師を通したり、幽霊と話したり。あの切り裂きジャックも誰かわかっているらしい。
投稿元:
レビューを見る
思ってたよりタイトルの幽霊屋敷話が少なかったです。
もっと読みたかった…!
古代エジプト王女のミイラはそこまで被害があってもエジプトに返還はせんのかーいってところに微妙に闇を感じてしまったり(笑。
娘の亡霊と暮らす大学教授はこの中にあって比較的ほのぼの。
でも奥さんはさっさと成仏しちゃったんだなっていう…。
幽霊に懐かれたガブリエル卿もほのぼのかなぁ。多分。