紙の本
非SFミステリー
2001/12/03 22:02
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投稿者:真 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タック&タカチらが活躍するシリーズの作品で、今回はタカチが探偵役となり、事件の真相を追う。前半はとぼけた会話が繰り返されユーモアたっぷり(?)の明るい雰囲気なのに、真相は重くて救いようがないというこのシリーズの特長もよく出ている。ただちょっと推理部分に納得がいかなかったので、真相に説得力がなかった。でも結構楽しめたかな。あ、いつものヘンなSF設定なんかは出てきませんよ、このシリーズは。フツーのミステリです。ご注意を。
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飲んでから解くか、解いてから飲むか。
酩酊推理の合体パワーが炸裂するキャンパス三人組―通称タックこと匠千暁、ボアン先輩こと辺見祐輔、タカチこと高瀬千帆―が初めて顔を合わせたのは一年前のクリスマスイヴ、居酒屋コンパでのこと。
その日、クリスマスプレゼントの交換をと全員コンビニへ向かい、買った品々をビニール袋に集めている最中、真上のマンション最上階から、一人の女性が飛び下りてきた。
一年が経ったところで、ビニール袋の中に一つ残っている“プレゼント”が見つかり、自殺した女性のものなら遺族に返そうということに。
が、女性の身元をたどるうちに、五年前の同じ日にも、同じ場所から“プレゼント”を手に飛び下り自殺した若者がいたとわかり…。
そして今また…。
抱腹絶倒の新探偵ミステリー。
(「BOOK」データベースより)
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ミスマッチな取合せが、思いがけない状況に着地する。
タカチの隠れた面が見られるのはうれしいが…かなりきつい話だ。
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タックシリーズ長編3作目。面白かった。ついに安楽椅子探偵ものでなくなった。まぁ1作目もそうだったのかもだけど。親からのマルリート。非常に好きなテーマ。これで自殺までいっちゃうなんて何てかわいそうなんだ。しかし金が欲しいからって好きでもない男とエッチしてもいいなんて思うかな。思うか。それを許す彼氏の方をどうかと思うが。しかし、タックがあまりにも頼りない。ラストはほんとにぞっとする。そんなことで殺されたなんて死んでも死にきれない。
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タック&タカチシリーズ・第4弾。
同じ場所で起こる不可解な3件の自殺事件。
その真相に迫っていくという内容。
2つ目の事件の真相は、ちょっと無理あるかなという気がした。
全体的には、結構面白かった。
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タック&タカチシリーズ第四弾。
今までのところ本作が一番面白かった。
妄想探偵でもなく安楽椅子探偵でもなく普通に探偵してたのにワロタw
ラストでタック&タカチの関係が今後どう展開していくのか期待を持たせるが、かなり重い内容になりそうな予感。
うちの親も押し付けタイプだったので良い子でいさせられた久作の気持ちはなんとなく分かる。。。