紙の本
読んだつもりでいた
2017/01/30 20:23
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブル - この投稿者のレビュー一覧を見る
NHKテレビ版シャーロックホームズの冒険を見て内容をよく知っているつもりでしたが、
久しぶりに本を手にする機会があって読んでみると結構忘れている・・・。
読んでいて不自然な翻訳がないため、楽しく読めたし、理解できました。
おすすめです!
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シャーロックホームズ全集の中では一番読みやすいシリーズだと思います。おすすめ!緋色の習作はホームズとワトソンの出会いの一作。
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シャーロック・ホームズとワトスンの出会い。イグレッグ・ドレッパー、ジョセフ・スタンガスーン殺人事件。壁に残された「復讐」の文字と現場に残された指輪。アメリカ大陸でモルモン教徒の間に起きた事件の復讐。
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シャーロックホームズとワトスンの出会いと不可思議な事件をワトスンが語る緋色の習作
読んでいる途中で、これは創作なのか歴史小説なのかと悩むくらいに人物像がリアルなことに驚いた
後ろの解説がまた事細かで、ある程度の時代背景を知るには多すぎる量でした…
それに最近の推理小説に慣れていたせいか、途中犯人が捕まったところで、犯人の生い立ち、動機に至るまでの回想が入るのですが、まだこんなにあるの、ってくらい長くて疲れた
たしか4つのサインの時もおんなじこと思ってた気がする
でもシャーロックホームズの世界観は好き
読んだことなくてもシャーロック好きはたくさんいると思うから、そういう人にこそ読んでもらいたい
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久しぶりのシャーロック。やっぱりこの雰囲気がいいなって思いつつも、緋色を読んで毎回思う・・・回想章が読むのが辛いw 多分、あまりにもホームズが読みたくて手に取るので、他の人物にページを割かれるのが嫌になるんだなと思います、回想長いし・・・。そして、毎回それを忘れて緋色を手にとってしまうんです。。
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誰もが知っている名探偵の第一作目。有名なシャ―ロキアンの方の翻訳のためとても読み応えアリ。もしシャーロックホームズシリーズの全集を買うのならこれ一択です。
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シャーロック・ホームズ最初の事件。ホームズとワトスンが初めて組んで捜査にあたるのがこの緋色の習作。当初、この事件の日本語訳は『緋色の研究』とされていたが、それが誤訳だということで表題をかえて新たな全集として刊行された。
いま読んでも色褪せない名作でシャーロック・ホームズ入門として最適。名前だけは聞いたことあるという方にはぜひ。
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やはり、ミステリといえばコレ!ですね( ´ ▽ ` )ノ
私の中でですが(笑)
ホームズは何度読んでも新しい発見があって楽しく読めます!そして又ワトスン視点で物語が展開されて行くのも魅力的ですねぇ(=´∀`)人(´∀`=)
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おそらく人生で一番最初に読んだ本格探偵物?久しぶりに読みたくなって児童版ではないのを読んだがやっぱりおもしろかったし改めて好きだと思った。
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なかなか手をだせなかったが、やっと読めた。笑
訳が上手いのか、原作が上手いのかとても読みやすい文章でした。推理小説にあまり興味はないのですが、人物たちの会話がおもしろくてどんどん読み進めてしまいました。
動機がしっかりと書かれていてびっくりしました。推理小説でよくある、事件が起きて犯人を暴いて犯人は動機を一言いって終わりみたいな書き方ではなく、とても面白かったです。
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大人になって初めて読んだシャーロックホームズ。
ミステリは実はあまり好きではないので(トリックというもの自体を不自然に感じて入り込めない)ドラマを見なければ読むことも無かったかもしれませんが、改めて読むとホームズの推理力がズバ抜けている以外はごく普通の犯罪ものであり、楽しく読めました。
ワトソンとホームズの出会いが描かれる今作は、ワトソン視点でシャーロックの推理がどう行われていくかも丁寧に描かれ、事件そのものより興味深かった。
またBBSドラマSHERLOCKの第一話がどれほどうまくこの作品からエッセンスを吸い上げた脚本を作ったかも知ることができました。
長編はこれとあと数作らしいけれど時間を見て他の作品も読んでみたいものです。
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シャーロック・ホームズ・シリーズの第一作。ホームズとワトスンの出会いから、その後起こる殺人事件と犯行の歴史を描く。
名探偵ホームズのシリーズは推理小説の古典的な作品だが、子供の頃はホームズより怪盗ルパンの方が好きだった。
ホームズの推理力よりも、ルパンの行動力の方に魅力を感じていたのを思い出す。でも去年、コナン・ドイルの伝記を読んだのを機に、改めてホームズを読んでみようと思った。
おそらく誰もが知っている探偵ホームズは、スマートで完璧な紳士、冷静沈着で頭脳明晰というイメージだったが、改めて読んでみると全くその通りで、失敗もするけれどただでは起きないタイプのようだ。ホームズの凄さは観察眼の鋭さだ。それと記憶力が抜群で、頭の中で現場の詳細を再現してしまう。犯罪に纏わる背景知識も豊富、言葉も巧みだ。心の中では刑事達を見下しているが、表面上は自然に振舞う世渡りの上手さもあるようだ。この事件も早々に犯人の姿を見抜いて、彼の思い通りにストーリーが展開する。犯人の動機の部分も上手く描かれていて、なかなか面白かった。
ホームズはあまりに完璧過ぎて、友人としてはちょっと敬遠したくなるタイプだ。個人的に好きなのは、外見はイマイチだが頭脳明晰な刑事コロンボ。ホームズの時代と違って、今はこちらのタイプが主流だろう。外見は良いけれど頭脳がイマイチな刑事・探偵は山ほどいて、だいたい主人公に絡む脇役となる。ちなみに主人公がどちらもイマイチな場合は、推理小説ではなく、コメディになってしまうかも。この小説のもう一人の主人公ワトソンは脇役として適任で、自身の推理力はイマイチだが、ホームズから話を聞き出すインタビュアーとしての能力が凄い。(この話はワトソンの語りによるものだから当然だが)彼は探偵の補佐ではなく、ホームズ付の新聞記者のほうが適任かもしれない。
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ホームズとワトスンが出会った作品で、全60編あるホームズシリーズの第一作となる。1887年といえば日本では黒岩涙香を中心とした翻案探偵小説が主流であったが、イギリスではホームズ時代がここに幕を開けることとなる。
「Rache」という血の文字、現場に残された血痕や指輪、現場検証を行っただけで犯人像を言い当てるホームズの推理の妙といった、現代においてもまったく色あせることのない探偵小説といえる。
探偵小説の始祖はエドガー・アラン・ポー、とよく言われるところではあるが、探偵小説に爆発的に大きな位置を占めさせるにいたったのは、やはりコナン・ドイルだったんだなぁと感じさせる一作。
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シャーロック・ホームズシリーズは多くの出版社で翻訳されているけど、現在この河出書房出版の訳が秀逸ということで、新たに読み始めました。
新潮社の延原訳しか読んだことなかったけど、確かに読みやすく、また注釈も詳細に記されて助かります。
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『緋色の研究』のネタ元は『旧約』だった!のはいいのだが、かういふのが「その発想はなかった」といふのは意外。なんかありさうだけど。
マーク・トウェインの影響といふかその作品から持ってきたとかいふのが、さうなのか。
実は、事件の発端について、つじつまを合わせるためにはモルモン教の黒歴史が重要な影を落としてゐると言ふのが、へー。
でもモルモン教は、いい意味でも悪い意味でも「カルト教団」にならないので、アレする作業が詳細に書いてある。面白い。