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アメリカのよいこちゃん小説。
おかあさんとか、郵便局員のおじさんとか、めちゃくちゃいいこと言う。
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以前「文学のおくり物」シリーズで出ていたものが再刊されていたのですね。乱暴に言ってしまえば、主人公のホーマー少年が街のひとびととかかわるうちに世界の意味を発見していく物語。しかし、ひとつひとつのささやかなできごとはあまりにも切ない。見えている物やことどもは昨日と変わらないのに、もう同じように見ることはかなわない。そのなかで生きる喜びを見いだすにはやはり幻視のちからが必要なのでは。「人間の悲劇は生きる意味を持てないことにあるのではない。意味がなければ生きられないところにある」ということばが思い出されます。
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お義父さんが学生時代から好きだった1冊をお借りしました。
古い時代のアメリカの小さな町が物語の舞台。
とにかく主人公家族の考え方が素晴らしいのです。
家族にたいして、友人にたいして、上司にたいして、恋人にたいして。
世界中全てのひとが、ひとりひとり、
必要とされて生かされているってことが、
理解できる。
お義父さんは、この本を手にするのは3度めらしいです。
1冊目は古本屋に手放し、2冊目は友人に
あげて、そして新しく手にした3冊目はわたしに。
何度でも読み返したくなるお話でした。
最後は涙なしでは読み切れない。
出会えて良かったと思う、傑作。