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死んでいった恋人の思い出に真正面からぶつかる主人公の強さが逆にせつない。
内容が重いわりには簡単に描きすぎている部分はあるが、だからこそ読みやすい。
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なんか・・・エロさ・グロさ・退廃具合を全面に押し出した感じ。救いようがない。
桜井亜美って読んだ本全部こんなイメージなんだよなぁ
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ちょうど失恋した時に読んだ本だった。
大切な人を失った時って自暴自棄になったりしちゃう。
自分自身を否定して、自己嫌悪に陥ったり。
自分が自分であるコトに変わりはないはずなのに。
だけどそぅなってしまうのはきっと、
相手が自分の中に確かに存在し後ろで後押ししてくれてたから。
別れたとしても、
その人と過ごした日々は永遠に変わるものではなく。
自分を確かに影響し形作る要素になる。
大切な人を失った哀しみから、
前に歩き出す主人公にすごく考えさせられました。
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ありがちな設定ではあるけど、文の書き方が面白いから形に成ってました。
サキが送るメールの内容も面白い。
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自殺によって恋人トモヤを失った女子高生サキが、トモヤに生き写しのようなユウキと出会った。彼は一体・・・? ちょっとXファイルみたいな部分が好き。
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読んでるとどっかにトリップしてまいそうな一冊。
みんなの激情。
ぶつかり合って傷つけあって結局は人はヒトリ
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謎の多い桜井さん。自分はそんな彼女に引き寄せられたひとりです。彼女の感性・世界観と理系・詩的な表現がとても気に入っています。本を読むのも、原宿を歩くのも、同じ騒音が聞こえるようなリアリティの匂いがする本。人によっては嫌悪感を抱くかも…。
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この本は本屋で見つけて読んでみました。
表紙の感じと高校生の恋愛に関する話かと思って、時間つぶしにはいいかなっと思ったからです。
でも、内容は、思った以上に重たいテーマでした。
自殺やレイプ、ドラッグ、クローンに関することが出てきます。
ストーリーは一応あっても、中身があまり伴っていない感じです。
8つの章に分かれていますが、それぞれの中身が浅いです。
また、主人公の感情が淡々としすぎた部分があって、
フィクションのなかのフィクションという感じを受けました。
特別、推薦しようという作品ではありませんでした。
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突然の自殺で
恋人トモヤを失ったサキ
サキは
トモヤのほんとうの心を探し
日々を過ごしていた
そんな時、トモヤの生き写しのような
ユウキと出逢う.
最後の終わり方の捉え方は
人によって違うと思います.
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結局殺すのかよ、っていう微妙な終わり方。
主人公は実在するらしいが、著者本人ではないので内容はノンフィクションとフィクションが混ざり合っているのだろう。
著者の名が実名だったら、きっと主人公から連絡が来るだろう。
著者は、実体験や周りの人間の話ばかりを物語にしているのだろうか。
恋人のトモヤが死んだ。トモヤの友人ミズホは医学生でレイプ好きだが同性愛者。トモヤの恋人であるサキはキシワダタカシという男の愛人に。日記風のメールを送り続ける。サキはあるゲームをしている。優しい妻とかわいい子供がいる恵まれた家庭を持ち、それを平気で裏切りながら、決して自分を汚れているとは思わない男をずたずたにするというゲーム。トモヤに良く似たユウキが現れるが、次第に惹かれあうユウキとサキを良く思わないミズホが行動を開始。この著者は自分の体験みたいなものを書くことが多いらしい。サキというのは友達らしい。
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トモヤは自殺した。その中サキはトモヤの自殺の原因をさがす。ミズホはトモヤに似たユウキを見つける・・・内容がぶっ飛びすぎ。クローン人間とか・・・
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主人公の女の子「サキ」は、いつも空を飛ぶ夢を見る。
恋人だったトモヤが自殺してしまったサキは、本当のトモヤの心――自殺した理由をsだがして彷徨う。
そして、そんな時にトモヤそっくりなユウキという男の子に出逢う。
サキの見る夢に出てくる男の子とはトモヤじゃなく、ユウキなのか?
そんな話。
でもさ、この話、終わり方がものすごく中途半端なんだ……頼むから続きを書いてくれよ……って思うんだけど……。
きっと続きなんてないんだよね……(苦笑)
まぁ、いいんだけどさ……。
すっごい、すっごい、思い入れ強くなっちゃったからどうしようもなく切ない。
あぁ、びっくりした。
久々に読むと、ラスト忘れてるからいろいろビックリ(爆)
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かなりのインパクトでした。
桜井亜美という作家の名前は知っていましたが、若い女性作家が同世代相手の本を書いている位の認識しかありませんでした。
インターネットで調べたところ、桜井亜美さんは覆面作家だそうですが、他の人も書いていたように、かなり老練な(とはいってもそれなりに若い)作家さんのように思えます。特異な文体。ストーリーやプロットの正確さ。感性だけで書き上げられるものではなく、その上にちゃんと計算が乗っています。
とは言え、丁度私たちが若い頃の庄司薫や柴田翔のように、新しい感性と手法をもって登場した作家さんのようです。なかなか楽しく読ませてもらいました。
こういった新しい作家さんに会えるのも古本屋の良さですね。
何せ100円。当たらなくてもイイや!と勢いで購入できます。