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これはサスペンス?経済モノ?と唸らせるような読み応えのある作品でした。
本屋に行って探すのはいつも分厚い本。2cmくらいあったかも(笑)
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錦重工業の大型ヘリ。設計者が家族に
見学させる。子供がヘリに忍び込む。
元エリート自衛官がリモートコントロールで飛び出させる。
救助隊が空中ワイヤをヘリにわたして
子供を救助。
錦重工社員と原発反対会合で知り合う
自分の仕事(原発設計)のせいで、いじめ自殺した息子。原発にヘリが墜落しても放射能漏れがないことを証明したかった。常務と不倫していた10年目の
女社員に偽装工作と荷物搬入を依頼
燃料切れまでにすべての原発停止要求
ベテラン刑事が犯人発見。
ヘリは海の温度変化で墜落する仕組み
温度を下げマニュアル制御に復帰させ
リモコン操作で海にヘリを墜落させた
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『使命と魂のリミット』からのの東野さんの作品は、どこか安っぽい昼ドラというか二時間ドラマみたいで好きじゃない。でもこの作品は、数多い東野さんの作品の中で、かなり高度な部類のものだと自信を持っておすすめします!手に汗を握る展開。物語の締め方には脱帽。かなり厚めの作品なんですけど、信じられないくらいスピードで読み終えてしまった。最後の犯人からのメッセージには、興奮のあまり鳥肌が立った!原発を扱ったテーマ性といい、読み応え抜群の一冊。
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犯人の標的が「沈黙する群衆」であること。
国に対する原発への批判だけで終わる内容ではなく
自分の原発へ対する見解へのきっかけになりました。
日々、当たり前のように電気を使っていました。
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話自体はスリルがあっていいんですが、航空業界の専門用語の嵐で、最後まで辛かったです。
文系の人間には厳しい本ですね。
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原発の上空に巨大ヘリ。スケールの大きい物語であり、時間的にも凝縮して盛り上げるアクション、サスペンス作品。原発の勉強にもなるし、犯行内容、犯人に辿り着く経過も読ませる。15年程前の作品なので、先取りの部分が今は普通になったりしてるが、特に違和感はない。ただ、犯人の行動と動機に納得がいかない。「一石を投じる」「答えを探す」は作者の辻褄合わせじゃないかな〜
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ちょっと現実離れしすぎてたり都合よすぎるよってところもあった気はするのだけれど、読みやすくって面白かった。安心の東野クオリティー。
福島原発の事故があったためになんだかとってもタイムリーで、専門用語もさほど苦にならない感じでした。
原発を扱いながら、賛成反対に重点をおいていないあたりはさすがな気がします。
なんとなく、子供が助かった後に緊張感が抜けちゃって、ちょっとラストまでながく感じちゃったんで星三つ。
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福島の原発の問題が無ければ、途中で放棄していたかもしれない。
こらえ性の無い私は、難しい説明は苦手なので・・・。
人と人との関わりをもっと描いて欲しかった。
協力する人間(目的を知らない人)が、どうしてそこまで
何も聞かずに協力するのか、納得がいかなかった。
人間関係を描く事には、重きを感じなかったのだろうが、
人と人との関わりからこの事件は起きているのだから、
説明を多くするより、そこを描いて欲しかった。
正直、話は面白くなかった。
原発賛成も反対も今のところは意見を言えるまでになれないが、
現実問題、原発が無ければ普段の暮らしはできないはず。
もっと多くの人間が関心をもたないといけない。
特に東日本。原発に関わる人たちがいるから、こういう生活が
できていたのだから、少しずつでも、痛み分けをできないか、
と思う。
無関心が最大の罪だと思った。
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15年以上前に発表された作品とは到底思えないほど、原発問題を深くえぐっている社会派作品。高速増殖炉(「もんじゅ」ならぬ)「新陽」の上空で爆弾を抱えたヘリがホバリング。推進派、反対派、そして最大派閥「沈黙する◯◯」、日本の未来へのメッセージ満載です
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たまたま手にとって読みはじめてみたら、原発の話でびっくりした。
当時語られていたのであろう原発安全神話に疑問を投げ掛ける作品だが、その神話が崩れた今になって読むと、またいろいろと考えさせられるところが多い。
最近、東野圭吾はご無沙汰していたが、この小説は読みごたえがあり、おもしろかった。
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高速増殖炉へのテロをテーマにした話かな。東野圭吾さんてストーリーの押さえるポイントが巧いからいつも天才かって思いながら読む(*´д`)犯人からの最後の声明文はかなり考えさせられる。技術者側からの考えも興味深かった。安全神話を掲げることによって避難させるということが矛盾に繋がるのも悲しくなるね。
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原発について、一般の人々も、きちんと知るべきだなと思った。
特に、東日本大震災の後にもう一度読んで、そう思った。
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数時間で犯人を見つける事は可能か?ハラハラドキドキの展開で一気に読ませてくれる。軽快な読み口で東野圭吾はいいね。
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映画がとても面白かったので、原作も読みたくなった。
映画ではにおわすだけにとどまっていた実行犯二人の背景を知ることができて満足。
97年の記憶がおぼろげだけれど、阪神淡路大震災で自衛隊をめぐるいろんな騒動があったという時代背景を思うといろいろと考えさせられる…。