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全部バラバラ殺人です。あとがきを読んで納得しましたが、くだらない動機とか多すぎで笑ってしまいました。短編集かと思って読んでいましたが、最後につながってびっくりしました。
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めくってもめくっても猟奇なバラバラ死体な短編集、かというとそうでもなく。
ちょっとほわっとするような解体もあり。
謎もちゃんと解体されます。が。
最後の話で仕掛けられたあれはどうなんだ? 驚くけど混乱…。
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バラバラ事件のオンパレード。
解決しているのかよく分からないものもありますが、
論理は見事に通っているのでおもしろいです。
そして最終話には舌を巻かれます。
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バラバラ殺人事件ばかりを集めた連作短編集にしてデビュー作。
バラバラにした理由やトリックなどバラエティに富んでおり,
それぞれによく練られた印象を受けるし,楽しめる。
ただ,バラバラにこだわるあまり,強引な展開も多く,
デビュー作であるからか文章表現も甘く,リーダビリティに乏しい。
従って,著者自身があとがきで書いているように,
ギャグになってしまっている部分も目立つ。
個人的には,「解体譲渡」,「解体照応」が良かった。
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『謎亭論処』匠シリーズの、最初に出た本です。
これも内容が短編になっているのですが、最初から最後まで
すべてばらばら死体事件ばかり。
そしてまったく違う話だったはずなのに
最後には綺麗に収まっていました。
中にやたらに長い台本のような話があったのですが
会話分だけで読むのが大変でした。
そして犯行内容を掴むのに必死でした。
解答編で、あれがこういってそういって、残ったのが…という状態にw
ある意味、頭の体操にいいかも? です。
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パズル要素が強い。
短編集と思ってたらそれだけでは終わらないところは流石。
人間関係はあれ?ってところもあり、この時点でここまで描かれていたのかってところもあり。
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すべての謎は死体から始まった
6つの箱に分けられた男。7つの首が順繰りにすげ替えられた連続殺人。エレベーターで16秒間に解体されたOL。34個に切り刻まれた主婦。
トリックのかぎりを尽くした9つのバラバラ殺人事件にニューヒーロー・匠千暁(たくみちあき)が挑む傑作短編集。
新本格推理に大きな衝撃を与えた西澤ミステリー、待望の文庫化第1弾。
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ずいぶんバラバラな印象。「解体」だけにしょうがない、というか、それでいいのかもしれないけど、それにしても…。推理劇と、そして最後にあの話がくるのであれば、それに関係ない話を切り捨てるもしくはすべて微妙に関係する話にしてほしかったと思う。西澤氏ならできるはずだと思うし。
パズルとしては面白いけど、全体的にパッとしない感じがするのはそのせいなのかな…?
何気に推理劇の刑事さんがスキだったりします。そういえば、これも(作中作)けっこう酩酊推理ですねえ~(笑)
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粗筋(アマゾンから引用)
すべての謎は死体から始まった
6つの箱に分けられた男。7つの首が順繰りにすげ替えられた連続殺人。エレベーターで16秒間に解体されたOL。34個に切り刻まれた主婦。トリックのかぎりを尽くした9つのバラバラ殺人事件にニューヒーロー・匠千暁(たくみちあき)が挑む傑作短編集。新本格推理に大きな衝撃を与えた西澤ミステリー、待望の文庫化第1弾。
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『解体迅速』
縛られた女。バラバラの死体。連続ばらばら事件。最初の事件と2回目の事件との関係。交通事故に隠された秘密。
『解体信条』
生徒からの相談。恋人の姉の婚約者の母親のバラバラ殺人事件。34にも解体された死体。婚約者の母親と恋人の母親の過去の関係。
『解体昇降』
生きたままエレベーターに乗り込んだ女が下に着いたらバラバラに。目撃証言の矛盾。被害者の女性の隣に住む大学生の秘密のコレクション。深夜にベータのビデオテープとビデオデッキを求める男の謎。
『解体譲渡』
ごみ袋から発見されたバラバラの遺体。辺見祐輔の見合い相手の相談。書店で大量のエロ雑誌を購入する女性の謎。
『解体守護』
タカチのアルバイト先の事件。腕をもがれたぬいぐるみの熊。血のついたハンカチ。手当をされた熊に隠された謎。
『解体出途』
自分の娘の恋人と関係を持つタックの叔母。叔母の離婚した夫の死。バラバラにされ六つの段ボールに詰められた恋人。飛び降り自殺したと思われる叔母の謎。
『解体肖像』
あるモデルの顔だけ切り取られるポスター。モデルの行った詐欺行為。詐欺行為を詰問し暴行を受け死んだ男。
『解体照応 推理劇 スライド殺人事件』
首を切られた遺体。次の殺人現場に残される首の謎。被害者たちに隠された共通点。
『解体順路』
2010年6月4日再読
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死体切断事件ばっかり9短編。
いろいろな人が推理して、締めは匠千暁(もう学生ではない)。
無茶も多々ありますがパズルとしては面白いかと。
作者自身がギャグと明言してらっしゃるし笑。
解体譲渡のその後がすこし気になる笑。
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バラバラ殺人事件だけをあつかった連作短編集。ただし、個々の短編とは別に全体をまたがる趣向もあり、それもなかなかおもしろい。
エレベーターに普通に乗ったOLが1階についたらバラバラ死体になっている(その間なんと16秒)、って謎に代表されるような、トリッキーな作品ばかりだ。だから、バラバラ殺人といっても、凄惨なイメージというよりも、物体の次元にまでもっていってトリックを組み立てている感じ。作者自身がいっているように、ギャグすれすれか、少しはみ出している感じがある。
ミステリといっても、推理ではなく解釈を楽しんでいる感じ。だからこそ生まれてくるおもしろさがあって、全体としていい意味で「素人じみている」雰囲気が楽しい。安楽椅子探偵ものであるのも、個人的には好みである。
もっともまじめに考えれば、殺人を遊んでいる以外の何者でもなく、眉をしかめる人もいるのかもしれないけど。
2008/3/4
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普通の短編集かと思い、1編ずつゆっくり読んでいったら最後で、コレは誰だっけ!?となってしまいました。
8話目が読みづらいのに長いのが残念です。
内容もちょっと…。
8話、9話目以外は結構楽しめたんですが…。残念。
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バラバラ殺人事件ばかりを集めた短編集。
と言うとおどろおどろしい感じですが…
これはギャグですか…?
表紙の感じから言って
「真剣に怖い系」を期待していたので(笑)
軽く裏切られた感はありますが
決しておもしろく無くはないので
楽しく読ませていただきました。
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バラバラ殺人事件の短編集と思って読んでたら、最終的に繋がってたなんて、、、。
8話目は少し長めの戯曲風で「読みにくいなぁ((+_+))」って感じたけど、まさか9話目で8話目がカギになって解決すんるなんてね(ー_ー)!!
普通の短編集と思って読み進めてたから今までの登場人物とか思い出すのにチョット苦労したよ(笑)
☆第一因 解体迅速
☆第二因 解体信条
☆第三因 解体昇降
☆第四因 解体譲渡
☆第五因 解体守護
☆第六因 解体出途
☆第七因 解体肖像
☆第八因 解体照応 推理劇 『スライド殺人事件』
☆第九因 解体順路