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80年代を背景に、名門女子校で起きた殺人事件をめぐって、鮮やかに描き出された青春群像。17歳だったことのあるすべての人に贈る、ほろにがくて切ない学園ミステリの傑作
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お嬢様学校で起こった殺人事件。
う〜ん、あまり話に入りこめなかったな。
最後というか、犯人はちょっと騙されたけど、それほど意外ではなかったし。
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出版社/著者からの内容紹介
80年代を背景に、名門女子校で起きた殺人事件をめぐって、鮮やかに描き出された青春群像。17歳だったことのあるすべての人に贈る、ほろにがくて切ない学園ミステリの傑作。(解説・佐々木譲)
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どんでん返し スペース 小説 で探して出てきた本。
犯人はずっと花嫁かと思わせておいてからの~。
高校時代の青春時代を思い出す作品。
拒食症とかナタデココとか当時の時代背景が分かる描写が多々でてきました。
女子高って本当にこんなんなのかな。
しかもエスカレーター式の学校って外部から来た人と元からエスカレーターであがってきた人との
差別本当にあるのかな。
外部から来た人をアウターて呼んじゃうとことか。こわい。
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せめて文芸部の面々は、登場人物一覧とかが刊頭にあるとかさ。欲を言えばイラストで6人のイメージを描いて視覚的に違いを見せてほしかったかも。学園モノはそこがわかりづらい。“あの気の強い子”“あのお嬢様”“あの家庭が複雑な子”というような認知がごちゃごちゃになるからさ。構成はよかったけどなあ。高校時代の友人の結婚披露宴に集った現代と、昔話が織り交ざり、現在である披露宴のさなかに高校時代に起こった未解決の殺人事件の真相に思い当たる。「誰なの?」という興味と、一段落としで犯人に意外性をつけてるかんじは秀逸だとおもうけど、真犯人の動機がすっきりしないから勿体無い。文学少女たちの女子高な会話のこのかんじ、すごい好きなんだけどなあ。私はいちばん夏見に近いわ(笑 この子たちの話、もっと読みたいけどなあ。女子感(しかもちょっとひと昔前の)がよく出てるわ最近好きだわ若竹さん。また図書館で探そう♪
登場人物メモ
文芸部 彦坂夏見 / 五十嵐洋子 /宇佐春美(ラビ) /貝原マナミ /飛鳥しのぶ /沢渡静子(サワ)
信川先生 殿村先生
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女子高文芸部の同窓生の結婚式に集まった5人。
それぞれが回想することで、15年前に起こった殺人事件の謎を解明することとなる。
犯人が捕まらなかったということが不思議なほど、身近な人が犯人だったことにびっくり。
登場人物の呼び名がいろいろだったりで、ちょっと読みにくいところはありましたが、これは、きっと再読すると楽しめるのかなと思います。
飛鳥以外の文芸部員が、さっぱりした男気ある感じのメンバーで、好きでした。
私には、ミステリーというよりは、青春小説な感じ。
面白かったです。
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新国女子学院に高校から進学した「アウター」女子を(例外もいる)主人公にした長篇。
主人公は各章毎に変わる。
それぞれが、学校生活、家庭、皆の居場所である文芸部の人間関係にも悩んでいたりする。
事件より、青春小説としての色合いが強い。
おもしろかった。
それにしても、若竹さんの小説には司書という職業がよく出てくる。
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中高一貫のお嬢様女子校の新国女子学院での殺人事件、あれから15年.......大人になった当時文芸部に所属していた6人の女子高生達が再び集った。殺人事件当時を彼女達各々の回想で真実に迫る。
女子校の独特の雰囲気に最初戸惑ってしまった。中高一貫校での高校からの編入組への差別もあり、彼女達の心情を描いた青春群像劇でもある。殺人事件は幾度のミスリードによりなかなか真相にたどり着けない。
前半、女子校のイメージが自分のイメージとかけ離れていて、また、登場人物の区別がつかず、少し読む手が進まなくなったが、中盤から登場人物の性格等が理解できてくると楽しく読めるようになった。80年代の学園ミステリー。
✩✩✩ 3.0
「スクランブル」
目次
スクランブル 5
ボイルド 49
サニーサイド・アップ 93
ココット 136
フライド 178
オムレット 222
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15年前、登場人物たちが通っている女子高で起こった殺人事件の真相を登場人物が過去を振り返りつつ、徐々に明るみにしていく。その過程は面白い。一貫校であるこの女子高の閉鎖的な空気に嫌な感じがした。 先生も生徒も苦手な人間ばかりだった。とにかく、ギスギスした雰囲気が漂う。快活な青春ものとは違う、生徒同士の対立、先生と生徒の対立、先生同士の対立など暗部をまざまざと見せつけられた。
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以前にも読んだことがあったが、内容が全く思い出せなかった。若竹さん好きなのに、これ読んだっけ?と思い、図書館で借りてみたけど、あーこれ読んだことあるわーとならなかった。なんでだ?
高校のときの友人の結婚式に呼ばれた5人。毎日バカやって、息苦しい高校生活を謳歌していた。外部生で内部生から虐められ迫害される主人公たち。そんなある日、学内で殺人事件が起こる。身元不明の遺体。読書好きの主人公たちは、犯人を推理していくが外れる。そしてそのまま15年が経ってしまったのだった。そして今日。友人の結婚式でその犯人が分かったのだった。
高校時代の自由不自由なかんじ。そして、女子校特有のヒステリー感。うまいなぁと思いながらも、主人公たちの行動に私の中のコンプライアンス班が警告してくる。この時代だからだよなぁという表現。
ちょっと誰が誰か分からなくなるところがあったけど、まぁ面白かったかな。
2021.9.18 読了
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かわいい女子高生徒たちが活躍するミステリー
エロい感じがなく、すなおにかわいい高校生。その学生時代に起きた殺人事件の真相が15年後の結婚式会場で解明されるという物語。残念ながらオチは私の期待するような鋭利なものではなかったものの、ある意味結末を想像させてくれるストーリー展開は親切だと思う。
※つまり途中で真犯人像がわかったという意味。
女子高校生たちの日常生活なんかが嫌味なく描かれていて、それが本当かどうかは知らないけれど、楽しくその世界観に浸ることができてよかった。