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紙の本
冷静な狂気
2000/09/07 20:51
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投稿者:伊藤克 - この投稿者のレビュー一覧を見る
女検死官ジェシカ・コランシリーズの2作目である。
米国の暴力事件は、その程度によってランク付けされるが、暴行レベル6(7,8)は、臓器摘出と人肉嗜食にあたる。
第一作目と違い、この第六級暴力殺人では、最初から犯人(シャドウ)が現れる。
彼、オービットの耳元で“カギ爪”の声がする。
「おまえどう思う、オービット」
「いいんじゃないかな、あの女で」
いかにも残忍な、無秩序に見える犯罪。
オービットとは誰か、カギ爪の存在とは。
現場に残された傷跡、遺体に残された傷跡、ナゾの遺留品。
ジェシカ・コランは調査し、推理する。
シリーズ二作目であるが、一作目に負けない迫力を持っている。
終盤の“りりしい"ジェシカ・コランに拍手を送りたい。
冒頭に第一作で登場した”マサティック”が登場するのは作者のファンサービスに違いない。
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