紙の本
分かりやすい
2015/01/01 12:02
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投稿者:5-10 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小論文というと苦手に思う人も
コレを読めば、論述展開の方法が分かりやすく入ってくる。
初学者にお薦め。
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この本を読めば、文章の書き方や文脈を意識することができるようになると思います(^∀^)
高校生向けのものですが、だからこそわかりやすくて、入門としてオススメです☆
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とある私立大学文学部を受験したとき、科目は国語と英語と小論文で、おそらく田村秀行先生の小論文講義がなければここには受かることはまずなかったんじゃないかと思う。
大学合格者は入学後講義を受け、大量のレポートや論文を提出することになるわけだから、大学講師たちがそれら提出物に振り分ける労力は多大なものとなり、ならば小論文試験の出題をするにあたっては、自分たちがどんな体裁を希望するか、そこが第一の振り分け所になってくるのだ……というお話は、言われてみればなるほどその通りで、当時の私には目からウロコだった。
今でもご健在で、現在はブロードバンド予備校で教鞭をとっておられるようで、相変わらず余談で趣味のアルゼンチンタンゴの話など挟んでいらっしゃるのかなあ、と懐かしく思い出される。
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小論文とはなにか、小論文と作文はどのような点がちがうのか、といった基本的な内容を、やさしい語り口で解説している本です。
本書が刊行されたのは1993年で、まだ小論文の指導方法が明確になっていなかった時代だったのかもしれませんが、現在では小論文にかんする良書も多く刊行されています。小論文についてまったく勉強をしたことがないひとが、最初にざっと通し読みをして、小論文とはなにかということを学習するためには有益ですが、多少とも小論文についての勉強を進めているひとであれば、本書を手にする必要はないと思います。
本書では、小論文には「独自性」と「高度性」が必要であると説明されており、それぞれの内容と勉強のしかたが解説されています。また、本書の最後には「現代日本語について」「環境問題について」「国際問題について」「女性問題について」という四つのテーマにかんして、自分の意見を書くためのヒントとなるような解説がなされていますが、現在の観点で見ると、それらの文章にはややピントがはずれているように感じられるところも含まれており、とくに優れた内容だとはいえないように思います。