紙の本
難しい英文法。
2017/05/20 15:45
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投稿者:シザリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「英文解釈教室 改訂版」は主に高度で理解するのが困難な英文法を用いて作られた英文が、全体的にほとんどの部分を占めています。その上、解説がとてもわかりづらいです。
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受験英語といえば伊藤和夫。そして英文解釈教室。でもそれってもう、ん十年前の話ですよ。今の受験レベルから言って、これいらない。難しすぎます。これできたら余裕で受験突破です。京大志望のひとや、大学生になってからやりたい人にはお勧めです。
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私がレビューするまでもなく、この本は素晴らしいのですが、出合って十数年たった今でも、その恩恵を受けていることを考えると、感謝の気持ちを込めて、書かずにはいられません。
当時、受験生だった私は、語彙力、文法力、基礎読解力をつけた後、構文力強化策としてこの本の存在を知り、読み始めたのですが、その洗練されたパズルのような例文を文法という公式、方程式を使って明快に解いていく手法に圧倒されたものでした。一回目は通読、二回目以降は例文の音読を繰り返し、結局十回程繰り返した後、本はボロボロになっていました。同じ本を別購入し、今でも自分の宝として保管しています。この本をマスターした後、読めなかった英文は、日本語訳を読んでも理解できない京大入試問題ぐらいでした。その後仕事で英語が必要になった時も、この本から学んだ構文力は私の中で生き続けました。あらゆる資格試験の長文問題を見ても、高級と呼ばれる英字新聞を読んでも、構文で悩んだことは一度もありません。最近は、入試も資格試験も、比較的平易な長文を速読する傾向にありますが、それでもこのようなレベルの高い例文を精読した経験は、読解力において、他受験者と一線を画しているのだと思います。
最後に、自ら音読を繰り返した経験から、この本にもそろそろ、例文の音声CDを付けて貰えたらと思います。この本と出会う後の読者(受験生)には、きっと役立つことでしょう。
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受験時お世話になった分厚い本です。
難易度と伊藤和夫流の解説の硬さで脱落者が多いため悪評が耐えません。(この本が出来ればこの本いらないという意見多々)
伊藤和夫流が合っているのか私は大好きですけど、この本♪
質実剛健、着実で厳密な解釈が身につくはずです。…ついたかな??
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正統派。
これを読むと、学校の授業なんていらない。巷で流行っている速読が胡散臭いと思う人はやるといいかも。
同種の構文について多くの英文を読むことで、直読直解へのアプローチができるようになる。
英文を解説している日本語もそれなりに難しいので、素人にはお勧めできない。
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名著。最高の1冊です。内容は比較的難しいものですが、これをこなしていくことができれば、相当の力がつきます。受験が終わってもお世話になってます。
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英文解釈のバイブル的大著
どこまでも理論的で思考に一切の妥協はありません
手っ取り早く英会話を身に付けたい方には不向き
英語を学問として極めたい英語ヲタクにはたまらない一冊です
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私が大学に入れたのも、この本と駿台予備学校のおかげです。
伊藤先生の講義をはじめて受けたときの感激は忘れられません。
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大学受験のための英語参考書だが、私の認識様式にとって、大きなインパクトのあった本。
私は幼いころから英語をやっていたせいか、もともと英語は得意だったし、
この本を片手に騒いでいる「学年トップ集団」よりも、英文読解の成績は良かった。
それなのに、どうしてこの本を読む気になったのかというと、
「受験英語で一番難しい」「この本をやるヒマがあったら、他の勉強をすべき」といった
奇妙な評判にそそのかされて、「いっちょ覗いてやるか」と冷やかし半分で手に取ったのである。
結論から言えば、この本で説明されていることの多くは、既に無意識のうちに実践できていた。
だが、「無意識的にやっていることを、意識化する」という方法論に、大きな影響を受けた。
「なぜか知らないが、この英文はこう読める」という段階から、「こういう理由で、この英文はこうとしか
読めない」という段階に進むことができた。この方法で、私は、古文や化学も数学もできるようになったし、
勉強が好きになった。
なお、「私のPCI その分析と再構成」中外医学社, 2005 の序文で、循環器科医師の落合正彦氏も高校生時代に
同じような感銘を受けたと語っている。序文は出版社のサイトで閲覧できるので、興味のある人は見てほしい。
伊藤和夫氏について、もっと語りたいこともあるし、彼の他の著作もおいおい紹介したい。
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ゴリゴリと岩に歯を立てるような英語参考書。
でもこれかなり力になるわ。越前敏弥の「日本人なら必ず誤訳する英語」と合わせて読んでいたことも良かった。
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突然ですが、『英文解釈教室』という受験参考書をご存知でしょうか?この本は、長年駿台予備校の英語課の主任をなさっていた伊藤和夫先生のよって書かれた名著です。
先日ウィキペディアでつながっている単語をクリックして辿っていったところ、“伊藤和夫”という懐かしい名前が目に入りました。浪人をしていた頃、先生の授業を聴いていたこともあり、また、参考書を何冊も買って読んでいたので、その頃の情景とともに、先生の名前を懐かしく思い出しました。私のように、先生の記した参考書や、先生の講義を通して、伊藤先生とつながりを持った方は多いのではないでしょうか。
すでに先生は故人となっているのを知っていましたが、私が浪人を“卒業”してからの、先生の足取りを追ってみたいという気持ちが湧き上がり、検索していくつかのサイトを拝見しました。
伊藤先生の提唱した英文読解の基礎は、「構文」にあります。文章の構造を理解して、上から下へ順序よく読むということを受験勉強に取り入れた方です。受験英語に対しては、とかく批判が出ますが、伊藤先生が提唱した構造を理解して読むという方法論は、頭が柔らかい高校時代に学ぶことで、思考訓練の場として、その基礎を作るためにとても役に立つものだと思います。
先生がこの『英文解釈教室』のあとがきに、「諸君が本書のことを忘れ去ることができたとき」とあります。つまり、この構造を理解してむという基礎を学び終えるとうことは、それは応用力を手に入れたことであり、学問への“基本姿勢”を学んだことになるのではないでしょうか。
私はこのネットサーフィンをすることがなければ、すっかりこの『英文解釈教室』のことは忘れ去っていましたが、先生の意図したことが、私にも少しでも身についているのであれば、先生への感謝へなるような気がします・・・。この何年間か、仕事上漢文を読むことが多いのですが、この漢文を読む基礎は、ひょっとしたらこの本によって学んだ“文章の構造を理解する”方法論にあるのではないかと今回気が付きました。
ネットで検索したところ、伊藤先生の最後の様子が書かれていました。その様子を読み、そして、伊藤先生が受験生に対して抱いていた思いや、最後まで英語教育に情熱を注いでいたことを知り、涙が頬をつたってきました。
ありがとうございます、伊藤先生・・・。
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[ 内容 ]
入試英語のバイブル、20年振りの改訂なる!
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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ただし読み終わったのは22年前。大学受験を控えていた頃、英語の成績がひどかったので、部活の顧問だった英語の先生に特訓して貰った時の参考書でした。当時の私にはレベルが高すぎて、毎日1ページ程度を、ほとんど写すようにしてノートを作っていきました。単語がわかっても構文が解らない、意味を的確に捉えられない。毎日泣きそうになりましたが、半年後にはそれなりに力が付いたのが自分でもわかるくらいの効果があり、おかげでめでたく合格できました。
英文は慣れれば英語のまま意味を読み取っていけば良いのですが、それが身に付くまでは、文法を手がかりに読み解いてゆくしかありません。この本は、文章を理解するための方法論を、難易度の高い例文とともに、頭に叩き込んでくれます。そのアプローチの是非は措くとしても、苦労して読むだけの甲斐はある内容を含んでいます。
最近偶然目にしたので、懐かしさのあまり買ってしまいました。当時の版はたしかハードカバーで、改訂前。既に内容はまったく忘れていましたが、今読んでもけっこう難しいな、と思うところもあります。一行一行を全力で読み解いてゆく作業でしか得られないものがあることを教えてくれた書物です。
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昔の人は、これを受験生の時読んでたのかと思うと、驚愕します。
難しいですが、高校英語の文法を一通り理解し、単語のレベルが付いていけて(単語のレベルはそんなに高くないです)、大きな苦痛を感じなければ、絶対にやっておくべき本で、リーディングのバイブルかと思います。
英検2級以上TOEIC800を超えたあたりの人からじゃないとキツイんじゃないかと思いますし、ほかに先にやるべき学習があるように思います。
読解と言っても品詞分解系ではなく、あくまで左から右へという意識で読み進めるための説明なので、やることによる弊害というのはないと思います。構文を非常に強く意識させる方法ですが、事実こういった難しい構文とその例外に慣れておかないと高度な英文は読めません。
多読だけじゃ絶対に理解力はあがりませんので(おそらく英検準一級とかTOEIC900あたりで頭打ちになります、経験談として)、精読の必要性を感じた時に、先にあげた程度の英語力があるならばまっさきにこれをおススメします。
文章が古いとか日本語がくどいとか訳がぎこちないなどの批判はありますが(どれも確かに事実です)、これだけの量と練習用としては質の高い英文と徹底した著者のぶれない解釈法によって解説されている英語教材は他にはありませんのでこれがベストでしょう。
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恩師からのいただきものです。一生大事にします。
恩師いわく「このレベルまでできる必要性はない、
だけど文章をゆるぎなく解釈をすることの難しさを思い知れる」との事でしたが
ええ、私も全くそう思います。
誤解の余地のない解釈って難しいです。
ロジカルシンキングができないとこれは読めません。
けっこう苦労しましたが読み解くのは楽しかったです。